憲法9条と殉教 2007年05月31日 政治 昔テレビで森永卓郎が「憲法9条守って滅びてもいい」発言しているのをみたことがある。 びっくりというか。。。公共電波で言うか。それ。 もしかしたら、イエスのように殉教しよう。理想に殉じるならば、磔にあっても構わない。 なんて思ってんじゃないか。貴方、自分に酔っているだろう。 本気で考えているとしたら、イエスみたいに自分は立派な人間だと思っているか日本が滅びた後、その遺志を汲…続きを読む
水に流す条件 2007年05月30日 時事 松岡農水相の自殺。疑惑を抱えたまま。 秘書も緑資源の理事も。ご冥福を祈ります。 死人に口なし。水に流そう・・・ 水に流すには条件がある。 流す対象が確定していないと、流すものがない。 松岡農水相の疑惑。なにも分かっていない。 罪かどうかさえも分からない。 なんにも分からないのに、水に流す・・ それは、水に流したのではなくて、なかったことにしようということと…続きを読む
立ち位置 2007年05月29日 メディア 情報という字を分解すると「情」と「報」 「報」という事実に、「情」という判断が加わる。 インフォメーションよりもインテリジェンス。 同じ事実でも「情」が違えば、別の結論がでてくる。 各社の報道を並べて比較すればすぐ分かる。皆知っている。 「反日」が情のところもあれば「国益」を情とするところもある。 ひどいのになると「報」の部分すら歪める。 情報の聞き手も…続きを読む
利自即利他の教育 (師弟教育制度 最終回) 2007年05月28日 政治 師弟教育制度 その2のエントリーの続きです。 師弟関係にもとづいたクラス編成と教師の順位戦を行うことで、師も弟子も向上する。 師は弟子の成績向上が即、自分の順位に直結するので、指導力が明確に現れる。 弟子を自分で選んだ以上、生徒の出来が悪いなどと言い訳できない。 弟子もまた、良き師に巡り合うことの難しさと有り難さを感じ、学ぶこと自身に意味を見出す。 自分で師匠を選んだの…続きを読む
教員の順位戦制度 (師弟教育制度 その2) 2007年05月27日 政治 師弟教育制度 その1のエントリーの続きです。 教師にも教える実力がある筈で、教員免許制度とは別に順位戦をやればいい。 将棋の世界では、毎年順位戦をやって、成績上位2,3名を昇級、下位2,3名を降級とし、レベルの高さを維持してる。 教職にも査定があるのだから、たとえば、その教師に教わった生徒は劇的に成績が上がったとか、問題児の更生に著しい実績を上げたとかで厳しく査定する。…続きを読む
師弟教育制度 (師弟教育制度 その1) 2007年05月26日 政治 今日から3回に分けて、師弟教育制度をエントリーします。 日本の医療はスクリーニング制度、国民皆保険制度によって安く見てもらえる。なんども篩にかけることによって本当に高度な治療が必要な人を抽出できる。企業でも同じ。毎年勤務査定・昇進をすることで、優秀な人材を抽出する。 学校の試験は大分甘い。 期末テストの成績が悪いからといて留年になるケースは稀。どちらかといえば出席日数が…続きを読む
著作権法の改正論議 2007年05月25日 メディア 政治 著作権法の改正論議がされている。なんでも、著作権を侵されたと第三者が訴えても取り締まることの出来るようになるらしい。 著作権がなぜあるかといえば、金が絡むから。 知的財産のもたらす価値ってふたつある。一方は作品そのものの価値。もう一方は作品が次の新しい作品を生む土壌となる価値。生産者側の儲けと使用者の儲けの両面がある。 著作権が全くなくて作者に一文も入らなかったとすると、作者の…続きを読む
リニア新幹線とどこでもドア 2007年05月24日 時事 JRがリニア新幹線の建設計画を発表した。 建設費が莫大で、そこまで必要ないという声も上がってる。 東京・大阪間が一時間。これがやりすぎという。 どこでもドアの研究開発費が、リニア建設費を超えてしまうけど作れるとしたら、どうだろう。 もし賛成多数だったら、単に移動時間の短縮が問題ではなく、自宅から目的地まで時間短縮が出来ていないことが問題の本質。 家から駅までの時間が短縮…続きを読む
危険の感度 (権利と義務について その2) 2007年05月23日 政治 民主主義下では、選挙で国民の代表者を選ぶことになってる。 候補者の人となりや言動。公約。それらを総合的に判断して投票する。 でもその前に候補者が言っていることを理解できなくちゃいけない。 教育の普及は必須だし、情報公開も進んでいないと判断材料すらない。 教育そのものが間違っていたら、間違った人が選出されてしまう。 昔は税金の多寡や身分で選挙権の有り無しが決まっていた。…続きを読む
最悪の民主政治と最良の専制政治 (権利と義務について その1) 2007年05月22日 政治 今日から2回に分けて、権利と義務をエントリーします。 日本の国政選挙の投票率は50%を超える程度。 先進国では飛びぬけて低い。 町内会長を決める集まりとか選挙だと8割以上の投票率があるだろうし、ニートに意見を聞きたいと思うと、投票なんて行動を選択する人はいないだろう。 個々人の実生活と国政が繋がっていない。 誰が政治をやっても大して変わらないなんて、なんとなく思って…続きを読む
畑は縦積み 2007年05月21日 ビジネス 耕作放棄の原因は、労働力不足に作地距離が遠いことが原因という。 都会で野菜をつくれて、3Kでなければいい。 段々畑は、斜面でも作地にする工夫。 もっと進めて、垂直方向に畑を積み重ねれば、土地はすごく少なくて済む。 電車やバスで二階建てがあるのだから、畑も二階建て、三階建てにすればいい。 高層ビルで水耕栽培を行う。 天井から壁からガラス張りの高層ビルの中に水耕栽培施…続きを読む
プロパガンダと逆輸入 (テレビと民意 その3) 2007年05月20日 メディア プロパガンダって自分勝手。都合が悪いことは知らんぷり。悪い噂はあっという間に広がるけれど、いい話や真実は伝わるのに時間がかかる。人は悪い話に敏感。身を守るために必要な本能だから。 プロパガンダはそこを利用する。 プロパガンダを受ける側は、大抵自分に不利なことを喧伝される。真実を身内に弁解している間に、町中が悪い噂を信じてしまう。 だから、プロパガンダを受けたら、相手の弱点を…続きを読む
放送の民営化と民主化 (テレビと民意 その2) 2007年05月19日 メディア 役所の民営化とかよく言われるけど、民営化と民主化は違うもの。役所の仕事が遅いから、民営化すればサービスがよくなるかなぁ、、ぐらいで民営化するのは危険。 公共サービスが注意すべきは、資本の過度の介入を防ぎつつ、民主化を図ること。 資本が介入する度合いに合わせて、公共性はどんどん失われてゆく。カリフォルニアでは公共サービスを過度に民営化した影響で、電力危機を起こした。…続きを読む
番組がCMで、CMが番組で (テレビと民意 その1) 2007年05月18日 メディア 今日から3回に分けて「テレビと民意」をエントリーします。1回目です。 テレビ局には自浄作用・市場原理が働いていないというとき、顧客が視聴者を指す場合のみ正しい。 生産者と顧客の関係を売買契約で考えるとこの定義は間違っている。お金を払ってくれるのはスポンサー。スポンサーが顧客。 テレビ局はスポンサー商品の委託宣伝業者。スポンサー商品のCMを流すのが本来の仕事。スポ…続きを読む
報道速度 2007年05月17日 メディア TV報道より、2ちゃんねるの速報ヘッドラインの方が半日から一日早い。 2ちゃんねるの速報ヘッドラインと同じスピードで片端から事実だけ伝える番組があってもいい。 今の番組は、事実に対して印象操作するから報道まで時間がかかる。 どれを報道するかは局が判断すると言っている時点で印象操作に入ってる。 報道速度が既存メディアを超えるとこれまでのやり方は意味を失う。 垂れ流し…続きを読む
虹の架け橋 2007年05月16日 思索 善悪って、家庭や学校、社会を通じて教わりながら生きていくけれど、皆、六法全書を暗記している訳ではなくて、昔から伝わる伝統やしきたり、道徳律がもとになっている。 道徳律の大本をずっとさかのぼっていくと、宗教までいってしまう。 宗教は、高い山のてっぺんに教祖様がいて、教えを説いて、弟子が集まって。 時代が下るにしたがって、弟子達は山を降りていくけれど、北に下りたり、南にいったりして…続きを読む
コストマイナス社会 ④ 2007年05月15日 思索 コストマイナス社会 ③ の続きのエントリーです。 コストマイナス社会の最後のエントリーです。 ○ 勿体ない 経済大国は消費大国でもある。そうでない国の人にとっては憧れの国。ある種の特権階級。 だから、経済大国の文化や消費行動は、真似され、モデルになる。 特権は特権を持たない人々への義務によって釣り合いが保たれるべきだというモラルエコノミー論が正しいとすると、経済大国…続きを読む
コストマイナス社会 ③ 2007年05月14日 思索 コストマイナス社会 ② の続きのエントリーです。 ○ 価値の種類 価値には2種類ある。 ひとつは減価償却の対象となる価値 もうひとつは、再投資ができる運用益の価値 前回のエントリーの書籍を例にとると、 本を読んで新しい知識を得るのは原価償却の価値。新しい発見をするのは運用益の価値。 運用益の多寡は運用者次第。 だから、本を読んで内容を理解し…続きを読む
コストマイナス社会 ② 2007年05月13日 思索 コストマイナス社会 ① の続きのエントリーです。 ○ 価値の運用 時間軸方向で別の価値を埋め込んだ製品は、消費しながら別の価値が発生している。 「消費即生産」の価値を詰め込んだ製品ともいえる。 銀行は資金を「運用」して「運用益」を得るけれど、それに似ている。 製品を使うことが、「消費行動」ではなく、「価値の運用」と捉えれば、「運用益」を得られる製品に…続きを読む
コストマイナス社会 ① 2007年05月12日 思索 今日から4回に分けて、「コストマイナス社会」をエントリーします。 ○価値の詰め込み方 製品は固有の機能を持つけれど、どんな機能を持っているかで価値が決まっている。 だから製品は「価値を詰め込んだもの」と定義することができる。 日本の製品はひとつの製品にいろんな機能をつける多機能型。無理にでも多機能にして差別化を図る。 テレビデオとか、パソコンでテレビが見れるとか…続きを読む
安全外食 2007年05月11日 ビジネス 中国国内では塩・卵・牛乳・醤油すらニセモノが出回っているという。 ニセモノだけならまだいいが毒性が含まれているというから、食品テロに等しい。 パナマの毒入りシロップなんて論外。 外食産業に関しても、これからは安全性が問われる。 外食メニューにQRコードかバーコードを載せ、客が携帯で読み取れば、産地、品種、出荷日等々データとして出てくるというのはどうだろう。 あまり赤裸々に出…続きを読む
煙と関税 2007年05月10日 時事 政治 北部九州の広い範囲で8日、光化学スモッグ注意報が発令された。 どうやら中国から大気汚染物質が流れ込んでいるらしい。 禁煙家の隣の席にヘビースモーカーがいる。 煙は風に乗って、禁煙家のところにどんどん流れてくる。 止めてくれというと、お前も昔は吸っていたじゃないか。なぜ俺が吸ってはいけないんだと抗議する。 君が肺がんになるのは勝手だが、僕まで巻き添えにするのは止めてく…続きを読む
地上天国 日本 2007年05月09日 思索 ・・・さらに続きます。今回で一応、六道輪廻シリーズは終わりです。 日本は地上天国に近いといったけど、いいかえると「極楽」ということ。 極楽(ごくらく)というくらいだから、「楽」の極みの世界、つまり「苦」を否定した世界、苦しみのない世界ということ。 「苦」の代表といえば、有名なのが仏教の四苦八苦 「生」 生きる苦しみ 「老」 老いる苦しむ 「…続きを読む
伝統の値段 2007年05月08日 思索 さらにつづきです。 日本は「地獄・餓鬼・畜生・修羅」領域を解消しているといったが、これらは一端解消すれば未来永劫なにもしなくて良いと言う訳じゃない。 外敵の存在や価値観の変化など、様々な要因があるため、解消のための経済活動は常に必要とする。 「地獄」領域解消のための 「治安維持機構と軍の保持」のコスト 「餓鬼」領域解消のための 「ライフラインの確保とシーレーン防衛さら…続きを読む
六道輪廻からみた中国と欧米型植民地 2007年05月07日 思索 昨日の続き、、 中国は先進国の仲間入りをしたかのように振舞っているが、「地獄・餓鬼・畜生・修羅」領域は、根本から解消されていない。 解消の為の活動がないというより根本から解消する気がない。共産党が維持さえできれば、国民などどうでもよいと思う節すらある。 まず「地獄・餓鬼・畜生・修羅」領域の経済活動をまともな方法でおこなっていない。 地獄領域は「弾圧」によって、維持。 餓鬼…続きを読む
六道輪廻と経済活動 2007年05月06日 思索 仏教思想に六道輪廻というものがある。 この世に生を受けた迷いのある生命は死後、生前の罪により、地獄道(じごくどう)、餓鬼道(がきどう)、畜生道(ちくしょうどう)、修羅道(しゅらどう)、人間道(にんげんどう)、天道(てんどう、天上道、天界道とも)の6つのいずれかに転生し、これら六道で生死を繰り返す(六道輪廻)と言う。 六道の世界おのおのにそれぞれ住民が住んでいると仮定して、彼らの行動基…続きを読む
許す国、そして福音 2007年05月05日 政治 思索 「恐れと許し」のエントリーで、アメリカを許すと宣言することでアメリカ国民の深層心理内で懺悔させよといった。 これが本当におこると、世界に計り知れないインパクトを与える。 「非キリスト教国であり、且つ有色人種である日本が、イエスの許しを実践した。」 この事実が限りなく重い。 猿だと思っていた有色人種のほうが実はイエスに近かった、ということを認めたくない…続きを読む
声優は不要になるか 2007年05月04日 時事 思索 音声合成技術を活用してアニメのせりふやナレーションをPC上で制作できるするソフトが開発されたそうだ。 声優養成学校が乱立し、ステレオタイプの個性をあてがう。 現場で「○○さん風に」と手軽なモノマネを要求するディレクター。 そんな風にしか考えていない声優がいたとしたら、機械に淘汰されてしまう。 往年の名声優が何かの事故で声が出せなくなってしまったとする。 その名声優は全く仕事…続きを読む
恐れと許し 2007年05月03日 政治 思索 慰安婦問題に関する米議会調査局の報告書の一文にアメリカの日本に対する深層意識が読み取れる。 報告書では決議案の日本側へのこれ以上の謝罪要求に懐疑を示した上で、諸外国が日本にいま公式の賠償を求めれば、「日本側は戦争中の東京大空襲の死者8万人や原爆投下の被害への賠償を求めてくる潜在性もある」とも指摘している。 誤解があるにせよ人権問題として慰安婦問題を考えた場合、アメリカは少なくとも東京…続きを読む
日本文化価値 2007年05月02日 思索 ロボット産業が発達すると人間はロボットに職を奪われる。 ロボットのコストが人間より遥かに安いから。 これはもう現実化してる。 中国の経済発展は、他国より圧倒的に安い労働コストで支えられている。 中国の労働者をロボットに置き換えれば、まったく同じ構造になる。 日本の給与水準が上がらないのは中国の安い労働力の影響だ、というけれど。 ロボットに単純労働職が奪われた未…続きを読む
100chのテレビ 2007年05月01日 メディア マスコミに自浄作用が働かない。 株の世界では風説の流布は厳しく処断される。 捏造報道は「風説の流布」そのものなのにお咎めはない。 TBSは行政処分どころか厳重注意で終わりそうな感じだ。 市場原理を働かせること。 マスコミが一番恐れるのは視聴率・発行部数。 見向きされないのが一番堪える。 電波法を緩和してもっと簡単に動画をテレビに流せるようにすれば…続きを読む