縁起の織物 (縁起のレイヤー ①) 2007年07月13日 思索 場理論というのが注目されている。レヴィンによって提唱された、ある対象を「物体」というよりはむしろ「場所」として捉えることを前提とする理論のこと。集団で考えれば、「部分としての個人の変化が、全体としての集団に及ぶと同時に、集団の変化が個人に及ぶ」という力動的な考えのこと。 これって、仏教で説く縁起の法そのもの。原因結果の法則。個人の変化を原因として、縁で繋がる集団に結果をもたらす。場の理論は…続きを読む