縁起の層構造 (縁起のレイヤー ②)

人は社会の中では色々な顔、役割を併せ持ちながら生きている。そして、それぞれの役割ごとに縁は発生していて、他の存在と縁の糸で繋がってる。 自分の子に対しては親であるけれど、自分の親から見れば、子でもある。また、同時に夫や妻でもあったり、地域社会の一員でもあるし、職場にいけば会社組織の構成員でもある。選挙にいくときやパスポートを出すときなんかは、国民であることを意識する。 縁はその個人の…

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