虚飾の知に溺れたときの危険性(知性の発揮について考える その2)

知が単なる手段となってしまったとき、虚飾の知に溺れてしまったときの危険性について考えてみると、人に強いと思われたいと思って始める武道と同じように、「みせかけの型」に拘るようになるのではないかと思う。そんな人の取る態度として次の3つの特徴が出てくるのではないだろうか。 まず、本を読む態度として、本を読むのではなく、本に読まれてしまう。読んだ本の内容をそのまま鵜呑みにして、分かったことにし…

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