知行合一 (知性の発揮について考える 最終回)

「知るはこれ行の始め、行はこれ知の成るなり」 陽明学を起こし、知行合一を唱えた王陽明の言葉。 知識と行為は本来同一であり、知って行なわないのは真に知っているのではなく、真の知は必ず実行を伴い、知と行とは表裏一体をなすということ。 たぶん、知性という道具を使って、自分の認識をとことんまで突き詰めて、どんどん価値観に転化していって、ようやく知行合一になるのだと思う。心の奥底から本当…

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