パックスアメリカーナの終焉 (覇権について考える その3) 2007年12月01日 政治 思索 覇権国家が善なのか悪なのかを問うたとき、それはその結果世界がどうなるかで答えは変わる。 覇権国家が是とされるときは、覇権国家による平和とそれに浴する人々が利益を享受できるとき。 覇権安定論という理論がある。これは、経済学者のチャールズ・キンドルバーガーによって発表され、ロバート・ギルピンによって確立された理論。 一国が圧倒的な政治力及び経済力、すなわち覇権を有することで、覇権国…続きを読む