「女形」と「人形(ひとがた)」(人間として生きるということ その3) 2008年01月07日 思索 「声も仕草も色っぽかったー。」 「やっぺし、えぇ女だわ 。」 「すごくきれい。」 大衆演劇の天才女形として活躍する、早乙女太一を見た人の感想。 女形は男性が女性を演じるもので、衣装や声色・動作だけで女性らしさを表現する役者。むろん普通の男性よりは見た目も中性っぽくて、きれいなのは当然なのだけれど、注目すべきは、女性以上に女性らしい立ち振る舞いを行うことで、本当の女性だと錯覚させて…続きを読む