十七色の縦糸(相互信頼とは何か その3)

日本は開国と鎖国を周期的に繰り返しては、他国の文物・思想を輸入しては咀嚼していった。 これを縁起のレイヤー構造で説明すると、開国の時期には、上位レイヤーである思想レイヤーと経済レイヤーを開放して新しい価値観を受信して、鎖国の時期にその受信した情報を下位レイヤーである、地域共同体・血縁レイヤーに伝達していったプロセスといえる。 それは開国の時期に、上位レイヤーの横糸に全く新しい色の…

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