ひらめきと感覚(信じる行為と理性の関係について その5) 2008年04月10日 思索 「ハッキリいって、大山先生は盤面を見てない。読んでいないのだ。・・・脇でみていても読んでいないのがわかる。読んではいないが手がいいところにいく。自然に手が伸びている。それがもうピッタリといった感じだ。まさに名人芸そのものであった。」 将棋界最強とも言われた大山康晴十五世名人を評した、羽生善治二冠の言葉。 将棋の指し手を考えるプロセスは、信じた仮説に対して、理性で検証してゆ…続きを読む