あるべき姿と民族自決(正義とは何か その13)

国家としての法律を決める時には、前にも触れたとおり、性悪説的に人間をみればみるほど、罰則規定を強化して、ある意味、恐怖による統制を下敷きにした社会が出来上がるし、性善説的にみればみるほど、罰則はより少なく、規制がより少ない自然に任せるような社会になってゆくもの。 これは、国民からみても同じであって、国家を性悪説でみればみるほど、国は悪いことをしているに違いないから、国のいうこと…

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