モラルとカルマ(毎日新聞問題について考える その4) 2008年07月12日 時事 昨年から食の安全性は一種の社会問題にまでなっている。賞味期限差し替え、毒餃子、産地偽装。発覚初期の段階で、製品に問題ないとして、対応を誤った企業はことごとく廃業にまで追い込まれている。 デフレ下で合理化が叫ばれ、企業努力をつづけてきたけれど、企業モラルを破壊してまでの合理化を社会は許さなかった。 長い目でみれば、低い企業モラルは不経済でもある。企業モラルの低下は質の低い製品に…続きを読む