集合知という市場(文章の格調について考える その3) 2008年12月03日 思索 集合知という言葉もだんだん使われるようになってきた。集合知というのはその名のとおり色んな知が集まった状態を指すのだけれど、そこには「量」と「質」の二つの意味がある。 「量」の集合知というのは、その名のとおり知の量そのもの。何にも処理しない大量の生データとか、それらを処理して統計的なデータにしたものとか。 たとえば何かのアンケートを取ったときの回答用紙の束やそれらの集計…続きを読む