指桑罵槐を読む(アジア覇権とエネルギー戦略について考える その2)

  こうした中国のたびたびの挑発行為にどんな意図があるかについては様々な観測がなされている。 たとえば、そのまま素直に尖閣諸島を自国領土として、周辺海域のガス田を我が物とするための布石であるとか、日本に融和的政策をとる胡錦濤政権への人民開放軍の反発だ、とか。いやその逆で胡錦濤が人民開放軍の不満を逸らすためにあえてやらせたのだ、とか。 どちらにせよ、領海侵犯という行為が日中双…

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