日印安保共同宣言とシーレーン防衛(アジア覇権とエネルギー戦略について考える その5)

  中国は空母の建造にも着手している。2009年から、上海で空母建造を始め、2015年までに5万~6万トン級の中型艦2隻の完成を目指すという。また、ロシアの協力を仰ぎながら、艦載機パイロットの養成にも着手している。 空母は当然艦載機を搭載できるから、空母を持つということは、空母の活動範囲内での制空権をも持つことを意味する。最も制空できうる戦闘機を搭載することが前提の話なのだけれど…

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