徳治主義と民主主義の隙間(政治家の世襲問題について考える その5) 2009年06月28日 時事 政治 「鼓腹撃壌」はその前提として、仕事があり、住処があり、食糧が行き届いていなければ、成立しない。戦後の高度経済成長がそれに大きく貢献したことは否定しない。 そもそも民主主義とは、自分の国のことは国民皆で話し合って決めようという制度だから、お上から何々はご禁制である、という具合に問答無用で規制されることはない。原則論としてそう。ゆえに国民ひとりひとりの能力が最大限に発揮されること…続きを読む