あきらめたら終わり

残念な結果です。(きっついわぁ・・・これは) 事前の予想通り、与党大惨敗という結果となりました。どうあろうと結果は結果。負けは負け。 これから、いろんな動きが出てくるでしょう。 恐れてはいけない。絶望してはいけない。 あきらめたら終わり。 ただ、これから、おそらくかなりの確率で、動乱の時代になるでしょう。 日米安保解除と日本侵略。 日本発世…

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幸せな国のつくり方

  先日、ふと店で食事をしていて、何気なく置いてあった、産経新聞の全面広告を見てびっくりした。SMAPの「幸せな国のつくり方。」と題した広告がそれ。 読んでみると分かるのだけれど、「うまくいかなくなると、誰かのせいにしたくなる」とか「私たちひとりひとりの、日本をよくしたいという気持ちでしか変えられないのではないか」なんてところは、まさにそのとおり、と頷いてしまった。 という…

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麻生忍者軍団奮戦す

  ネットで繋がった保守系のブロガーや閲覧者が、独自にチラシを作ったり、政党公認パンフを自主的に配ったり、友人知人を説得して回る動きがある。 また、街頭演説の動画や、参加報告など、どんどんネットにアップされたりしてる。 以前「真田忍者とアルファブロガー」で、麻生総理の遊説先にブロガーを同行させ、どんどん情報発信してはどうか、と提案したことがあるのだけれど、総理の街頭演説が有…

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世論調査では…

  衆院選の世論調査では、民主党の大勝が予想されている。 全国紙では軒並み民主党300議席越え、中には320議席越えという観測さえある。この傾向は期日前投票の出口調査でも変わらないようだ。 ただ、地方紙の世論調査での政党支持率だと、自民・民主が接戦、むしろ自民党の方が支持率で上回っているケースもある。 富山、福井、神奈川などの地方紙では、自民・民主の接戦を伝えている。…

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光と闇の斗(たたか)い

今日は少し趣向を変えて…  光と闇の斗い 日輪を 仰ぎ見るもの 日輪を 引き裂くもの 斗いのときは 訪れた 日輪を巡る 争い 自由と独裁の 闘い それは 光と闇の斗い 気づいているものは 少ない 日輪の運命 決するとき来る 目の前に広がる 暗黒と 微かに覗く 煌きと 選…

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新聞メディアへの公的支援論議

   毎日新聞は24日、「新政権に望むメディア政策」と称して、新聞メディアへの公的支援論議を促す社説を載せた。 ネットが普及して、紙メディアから読者が離れ、広告収入が激減している状況を受けてのことなのだろうけれど、新聞ジャーナリズムの公的支援を社会文化政策として考えよ、という。 また、教育文化政策の一環として、カリキュラムを組んだり、15歳の青少年に新聞を1年間無料配布せよ…

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あきらめない心

  「呉の子弟よ。よく聞け。今日は冬至である。本来は一家団欒を楽しむ日だ。…だが家の周りに、強盗の群れが居る。これで冬至を越せるか。よいか!やつらを追い払うぞ!その後、ゆっくり一家団欒を楽しもう!」                              レッドクリフPartⅡより またまた、遅ればせながら、レッドクリフPartⅡをDVDでみた。 PartⅠと比べると、…

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責任ある選択

総選挙まであと僅か。政権交代と叫ぶ党。責任力を訴える党。それぞれが、それぞれの思いを主張している。 中には、ネガティブキャンペーンは日本人に合わないとか、それが却って支持を落としているんだ、という声もあるけれど、ひとつ気付いたことがある。 それは、投票者がその投票行為を、何のために、誰のために行うか、という観点で見たときに、そこに明確な差が表れてくるのではないか、という…

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株価は衆院選の先行指標となるか

  総選挙まで、あと一週間と迫った。各党とも選挙戦終盤に向けて激戦を繰り広げている。 ここで、解散からここまでの株価の動きを振り返ってみたい。 まず、日経平均の株価は下記のとおり。 7/13 麻生総理解散宣言 日経平均終値 9,050.33 (-236.95) 7/21 解散       日経平均終値 9,652.02 (+71.14) 7/22 解散翌日     日…

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マニフェスト選挙へ

各党のマニフェストに関心が集まっているそうだ。 産経新聞社とFNNの合同世論調査で、投票の際に何を一番重視するかを尋ねた設問で「政党の政策」と回答したのが49.7%と全体の半分近くを占めた結果となった。 麻生総理就任以来、友愛な党から、マスコミから、、政権交代だの、早く解散しろだの、散々に言われ続け、叩かれ続けたのに、どっこい有権者は政策を意識している。 「政策三…

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満足が価値を生む(ニュースの価値について考える 後編)

   ニュースにおける「見識」でお金を貰おうと思ったら、お客さんにその見識によって「満足」して貰わなければいけない。お客さんのニーズに応えることは、商売の基本だから。 「商品価値について(2009.02.8)」のエントリーで述べたけれど、満足を与えるということは、「抜苦与楽(ばっくよらく)」を行うことと殆ど同じ。 その見識を得ることで、「苦しみ」を抜き、「楽」を与えられるも…

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ニュースの価値を構成するもの (ニュースの価値について考える 前編)

ニュースの価値について考えてみたい。全2回シリーズでエントリーする。 昨今、新聞・雑誌などの紙媒体の部数が落ち込んでいるという。ネットがこれだけ普及してくると、それもある意味、必然の流れだとは思うけれど、業を煮やした一部新聞社などは、ニュースの有料化なども検討しているという。 何がしかの情報を有料化するためには、その情報になんらかの「価値」がないといけないのだけれど、今…

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まほろばのくに

  いろんなところで拡散しているので、今更なのだけど、看過できないことであるので、やはり取り上げておきたい。 民主党が今月8日に鹿児島県内で開いた総選挙への決起集会で、日の丸の国旗2枚を切り貼りしてつなぎ合わせ、民主党の党旗のように掲げていたことが報道された。 公示日直前になって、このような報道がされることに、なにかの天意を感じずにはいられない。 衆院解散翌日に皆既日…

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日本という大国を背負う意味(21世紀臨調主催の党首討論について 後編)

ノーカット版を見た人にとっては、明らかだと思うけれど、今回の党首討論は、前の2回の討論よりは中身はあったように思う。 中身、というと語弊があるかもしれないけれど、それぞれの党首の資質と考え方を良く表していたという意味において。 麻生総理の討論は、「麻生総理のコメントの特徴 (2009.05.21)」で指摘したとおり、定義、データ、仮定(結論)を踏まえた上で、鳩山代表に、…

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ネットがメディアを超えたとき(21世紀臨調主催の党首討論について 前編)

21世紀臨調主催の党首討論について。全2回シリーズでエントリーする。 先日、8月12日に、新しい日本を作る国民会議(21世紀臨調)が主催した、麻生総理と鳩山代表による党首討論が行われた。ただ、今回の党首討論には、注目すべき点がある。それは、討論内容のノーカット生放送を、既存マスコミは一切行わず、ノーカットで放送したのは、「ニコニコ動画」を始めとする、ネットだけであったという事…

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驕兵の計と偽兵の計(幸福実現党の選挙戦略について 後編)

今回の幸福実現党の衆院選からの全面撤退方針と、その撤回が計算してのことなのかどうかについてだけれど、正直何とも言い難い。その目的をどう捉えるかによって、その答えが変わるから。 先日からの、衆院選挙からの全面撤退の方針表明と、その後の撤回までを、全て計算しての計略だとするのなら、それに一番当てはまる計は、おそらく「驕兵の計」になるだろう。 「驕兵の計」とは、簡単にいえば、負…

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全面撤退の撤回(幸福実現党の選挙戦略について 前編)

  幸福実現党の選挙戦略について。全2回シリーズでエントリーする。 先日、13日に、幸福実現党が衆院選から全面撤退の方針を固めたとの報道があった。なぜ、今になって、と巷を騒がせたものの、同日の会見で、それを否定し、一部の候補者の擁立を見送ると発表した。 党の発表および報道を見る限り、一度は撤退の方針が各候補者に伝えられたのは事実のようだ。それに対して、候補者側に異論があった…

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ブログ記事のスタイルについて

  今日は、日比野庵メルマガの記事(2008.6.18,25配信分)を少しリライトしつつ紹介したいと思います。 ブログで記事をエントリーするにあたって、記事を書く方法にも色々あるかと思います。私は特に、時事問題を扱うブログ記事には、大きく分けて次の3つがあると考えています。 1.過去を扱うもの 2.現在ただいまの事象に対して論評するもの 3.未来を予測し、提言を行な…

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経済大国の責任(政治と宗教について考える 最終回)

政府が弾圧などの強権を発動しなくても、信教の自由、表現の自由に制約を課すことは簡単にできる。宗教法人税や電波利用料を引き上げてしまえばいい。 宗教法人を含む公益法人は、一般事業が利益を獲得する活動とは異なるという趣旨から、収益事業にのみ課税し、その税率も、一般事業の税率より低く設定されている。また、電波利用料に関しても、2007年時点の調査だけど、電波使用料収入総額に対して、…

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健全な民主国家の条件(政治と宗教について考える その7)

  宗教は、自分のところの教えはこうだ、と全面に押し出して布教活動しているから、信者以外の人でもこの宗教は、こういう考えなのだな、こういう価値観を教えているのだな、と分かる。そして、それがその通りかどうかは、その教団なり信者なりの言動をみれば大体判定できる。 教え自体は立派そうなことを言っているのに、教団や信者が立派な立ち振る舞いをしていないのであれば、実は、教えが立派ではないか…

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政治と宗教の役割分担(政治と宗教について考える その6)

  昔は、宗教が政治の代わりをしていた部分があった。インフラが整備されていなかったり、教育機関や医療が十分でなかったり、つまり政治の力が国中に行きとどかなかった時代には、僧侶や寺院がその役目の一部を担っていた。 弘法大師は「満濃池」と呼ばれる日本最大の溜池を修築しているし、寺子屋では読み書き・算盤を教えていた。 なぜそんなことができたかと言えば、宗教は、教団という独自の組織…

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政治の役目(政治と宗教について考える その5)

   政治の役目は、なんといっても国民の命を安んずること。国民の生命および財産を守ることを第一の使命とする。そうして国を定めた上で、その土台の上に、経済・教育・文化がある。 だけど、民主国家が、その国の繁栄を築く上において、民主であるが故に重要となる条件がある。教育の問題がそれ。 読み書き・算盤といった基本的な教育は兎も角として、躾を含めて、教育というものを行う限り、何某か…

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カルトが嫌われる理由(政治と宗教について考える その4)

  世の中一般に通用している正義と宗教の説く正義がぶつかるとき、その場での勝敗は何某かの結果となって現われる。 この世において、権力と権威が戦えば、普通は権力側が勝つことになっている。武力を掌握しているのは権力側だから、当然そうなる。 民主国家においては、法の下の平等、すなわち国民の自由意思は、最大限尊重されなければならない。故に、「信教の自由」が保障されているのだけれど、…

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正義と正義のぶつかり合い(政治と宗教について考える その3)

  神の言葉であれ、そうでないものであれ、それに基づいて、現体制から変革を行った場合、その是非の結論がでるまでは、ある程度、時間がかかる。それは正義の決まり方に起因している。 何某かの主張同士がぶつかるとき、どちらに正義があるかなんて、その場ではなかなか分からない。どちらも自分こそが正義だと主張しているし、どちらの言い分にもそれなりの理があるように思えるもの。 そうして主義…

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政治家と預言者(政治と宗教について考える その2)

  宗教が実際に、何を教えているのかといえば、新興宗教は兎も角として、伝統的宗教、たとえば、仏教であれば、執着を去って、煩悩を滅却する教えであったり、キリスト教であれば、信仰と愛の教えであったり、多少、教えに違いはあるにせよ、大枠でみれば、善悪を教えて、心を正し、魂を救済する教えであるように見える。 そして、実際にそういう認識である人は多いと思う。政治と宗教は別だ、という考えの根…

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認識のギャップ(政治と宗教について考える その1)

  政治と宗教について考えてみたい。全7回のシリーズでエントリーする。 宗教の定義について、WEB辞書で引くと次のようになっている。 ・しゅうきょう1 [宗教] 神仏を信仰し,幸福を求めようとする教え. (派)(~)的 「三省堂 Web Dictionary http://www.sanseido.net/User/Dic/Index.aspx」…

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■ 正義とは何か

  今日は諸事情により、過去エントリーを再掲載させていただきます。 正義・人権について考えてみたい。ただし、正義という概念については、過去様々な諸賢にて議論されているテーマでもあり、正直、筆者には荷が重いことは十分承知している。それでもなお、思索を試みるのは、ひとえにチベット問題を契機として、人権や正義とは何かという疑問が湧いてきたためである。 今回の正義をテーマとするエントリ…

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自民・民主のマニフェストを野球に例えてみる

  先週末、自民党のマニフェストがでた。マスコミやネット界隈でも、自民・民主のマニフェスト比較検討などがされている。 今日のエントリーでは、マニフェストもそうなのだけれど、双方の政権スタンスについて、強引に野球に例えてみる。 優勝の掛かったシーズン終盤戦。麻生監督率いるチームJAPANは、首位と2.5ゲーム差の2位につけていた。 シーズン最後の三連戦は、首位との直…

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天災と天佑と

  天災が続いている。 先月末の中国・九州北部豪雨では多くの被害を出した。今月に入って、近畿地方でも大雨の被害が出ている。 麻生総理は、災害現場を視察し、必要な措置を早急に取るように指示。寸断された国道262号線の迂回路として高速道路を無料化するなど、精力的な対応をしている。 また、支援金支給のための被災者生活再建支援法を柔軟に適用する考えを示して、災害復旧事業で国…

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「マスコミ3分の計」絶賛発動中

民主党のマニフェストが波紋を呼んでいる。もちろん、友愛党首の、正式でないだの、出しただのといった発言ではなくて、その内容そのものが各界に衝撃を与えている。 7月29日には、日本医師会が、消費税を全額「最低保障年金」としたことに対して、「医療、介護の財源をどうするのか、と批判の声をあげ、7月31日には、農業9団体が、日米の自由貿易協定(FTA)締結を盛り込んだことについて、日本…

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ワレ、ムウンヲークニテ後方ヘ前進セリ

  「ブレてはいません。私たちはある意味で、進化をしているかもしれません。でも、ブレてはいません。例えば、(インド洋上における海上自衛隊の)給油の問題がよく取りざたされています。われわれとすれば、その基本的なスタンスは全然変わっていません。しかしながら、政権をとった翌日に、われわれは例えば、給油法案でありますが、あれはいらないとしても、外交の継続性で、法律というものができあがって、それが実施さ…

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