政治と宗教の役割分担(政治と宗教について考える その6) 2009年08月11日 政治 思索 昔は、宗教が政治の代わりをしていた部分があった。インフラが整備されていなかったり、教育機関や医療が十分でなかったり、つまり政治の力が国中に行きとどかなかった時代には、僧侶や寺院がその役目の一部を担っていた。 弘法大師は「満濃池」と呼ばれる日本最大の溜池を修築しているし、寺子屋では読み書き・算盤を教えていた。 なぜそんなことができたかと言えば、宗教は、教団という独自の組織…続きを読む