浸透膜発電と混合エントロピーバッテリー 2011年05月11日 時事 科学技術 今日は、また発電技術についてのエントリーを。 2年ほど前、ノルウェーで世界初の浸透膜発電の実証プラントが運転を開始した。 浸透膜発電とは、淡水と海水との塩分の濃度差を利用した発電方式のこと。具体的には浸透圧を利用する。 普通、塩水と淡水といった、塩分濃度が異なる液体を混ぜると、塩分は混ぜた液体全部に均質に拡散していって、最終的には、液体のどの部分でもだいたい同じ塩…続きを読む