ブロガーにとって理想のブログとは何か

   
今日は、ブログについてのエントリーをさせていただきます。

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1.はじめに
白なまずさんの御質問にお返事する形で、管理人のブログに対する考えを少し述べてみたいと思います。ただし、ブログに対する考えは各ブロガーそれぞれのものだと思いますので、あくまでも、日比野庵管理人が考える使いやすいブログについて述べたものであるということを予めお断りさせていただきます。

2.公開制限について
管理人は、ブログでの公開制限は殆ど経験がありません。公開制限は言い方を変えれば「情報格差」を付ける、ということですから、格差となる情報を持ってない限り、公開制限する意味はないと思います。ブロガーとしては、やはり多くの人に読んでいただきたいという気持ちを持っているものですから、わざわざそれを自分で狭める理由はないと思います。ですから、公開制限した記事というのは、ブロガー自身を含む特定の誰か宛てのものになるのではないでしょうか。公開相手を限定するだけなら、メルマガとかSNSでも事足りますしね。もちろん、著作権絡みで公開制限が有効になるのであれば、使う意味が出てくると思います。

3.ブログの管理
管理人は"管理する"ブログは少なければ、少ないほどよいと思います。アカウントやパスワード管理が煩雑になることは勿論そうなのですけれども、筆者が一番嫌なのは、記事エントリーのGUIがプロバイダ毎に違っていることですね。例えば、旧館のlivedoorブログではHTMLタグの編集は、画面を切り替えてやる仕様ですけれども、本館のウェブリブログはそうなっていません。まぁ、慣れだけなんでしょうけれども、複数ブログを管理すると、そういった煩雑さが出てくるのが嫌ですね。

仮にどこかメインのブログの記事をアップしたら、自動で他の管理ブログにも同じ記事がアップとかされる機能があれば別なんでしょうけれども。

4.サイト内検索の有無
これは必須の機能です。まず、自分が何について書いたのかは覚えているものですけれども、エントリー記事の本数が増えてくると、それが、どの記事に書いたのかまで覚えていられなくなります。筆者は、記事が500本を超えたあたりから、該当記事を見つけられなくなりました。特に筆者は題名と内容がストレートに結びつかない、ちょっと"ひねった"題名をつける傾向があるので、猶更そうです。

こちらのlivedoorブログでもいくつか検索してみたのですけれども、立ち上げたばかりからなのか、精度が恐ろしく悪い。例えば、「4S炉」を検索しようと、"4S"と打ってヒットしたのは、「毛沢東に倣う習近平」、「日本政府によるアメリカへのプルトニウム返却について」、「世界が韓国から孤立している」、「安重根石碑と朴大統領」、「『沖縄を中国に帰せ』論」ですから。

5.無料ブログとアフィリエイトと人気ブログランキング
筆者はアフィリエイトはやっていません。日比野庵は商用目的ではありませんし、まぁ、金に困ったらやるかもしれませんけれども、ネットブログで金を取るようになると、例の「1:9:90の法則」が働き、金を払って購読してくれる方は100分の1になるのが相場です。これは、以前、さる方の有料サイトの購読者数を聞いたことがあり、ざっと計算してみたのですけれども、やはり100分の1くらいでした。

この法則は、人気ブログランキングの「応援クリック」でも働いていて、大体ユニークユーザーの10分の1くらいが相場です。応援クリックを記事の先頭に持ってくる前の日比野庵はもっと悪く、30分の1から50分の1くらいでしたね。人気ブログランキングは1クリックで10ポイント入る仕様になっています。人気ブログランキングのポイント仕様を決めた人が「1:9:90の法則」を知っているかどうかは知りませんけれども、極めて妥当なポイントの決め方だと思います。

これから推測するに、この法則は当然、アフィリエイトにも働いている筈です。多分100分の1くらいになると思います。アフィリエイトのクリック単価がいくらか知りませんけれども、仮に1クリック10円だとすると、10万稼ぐには、100000/10*100=100万アクセスは必要になります。ですから、相当な大手なサイトでない限りアフィリエイトで食っていくことはできないでしょうね。

そういった現状では、商用目的でない個人ブログが有料ブログを使うメリットは余りないのではないでしょうか。

6.記事のエントリーとバックアップ
これらは、ブログが小さいうちは余り気になりませんけれども、記事が増えてくるとバカにならなくなってきます。エントリーや記事の削除の度にエラーでやり直しなんてのはストレスが堪ります。今回、管理人も本館の復旧で苦しんでいますけれども、どこまでサーバ側でこれらを軽くできるかが一つのポイントかと思います。

また、ブログの引っ越しなどで使うインポート・エクスポートですけれども、インポート・エクスポートできるファイル容量がプロバイダによってまちまちなのも、嫌なところです。ウェブリブログはインポート・エクスポートは20MBくらいまでいける感じですけれども、Livedoorブログでは8MBが上限。FC2に至ってはたった2MBしかありません。日比野庵本館は記事だけで45MBくらいあります。旧館の立ち上げは、まずインポートファイルの分割から始まりました。

また、記事のエントリーであるといいなと思うのは「予約投稿」機能です。これはプロバイダによっては、有料オプションとして扱っていますけれども、管理人が有料機能のメリットを唯一感じるのはこの「予約投稿」です。ブロガーとて、年柄年中、パソコンに張り付いている訳ではありません。長期出張や冠婚葬祭、病気、いろんな理由で定期更新が難しくなるときがあります。そういうときに「予約投稿」機能があれば、予め、数本の記事をアップしておいて、決まった時間に順次投稿できますからね。日比野庵は、開始以来、毎日更新を続けていますけれども、なんども断絶の危機がありました。(現在只今もそうなのですけれども…)

7.テキストとHTML制御コード
これは、ブロガーによって、意見が分かれるところかもしれませんけれども、管理人は、記事をまず、メモ帳で一通り書き上げてから、最後のブログの編集画面に張り付けて、一気にアップする方法で更新しています。リンクや、画像などのHTML制御コードについては、予めURL部分だけを空欄にしたテンプレ行を用意しておいて、メモ帳のテキスト上で、HTML制御コードを埋め込みます。リンクや画像は数としてはそう多くないので、HTML制御コードの埋め込みもそう気にならないのですけれども、Livedoorブログのように改行コードを全部にいれるとなると、ちょっとやってられない。メモ帳で書いている文章の文末に"改行コード"をいれる意識を持って書いていないからです。メモ帳で書いているときには、読みやすさも考慮しつつ適度に空行をいれながら書いているのですけれども、そのイメージのままブログに反映されないのはストレスを感じます。

8.ブログデザイン
これは、管理人が重視している要素です。見た目って意外と重要で、記事中に画像があるのとないのとでは全然違います。1万字を超えるような長い文章がテキストだけだと多分飽きます(…と思う)。この記事も今、3500字くらいですけれども、ほら、もう飽きてきたでしょう…(笑)

そんな時、途中に画像が入っていると息抜きくらいにはなるかな、と思い入れているところがあります。それ以外にも、意図を込めて画像を入れることが結構ありますしね。

あと、一般的には、ブログ全体の背景画像(スキン)とテキストとのバランスも考慮にいれる必要があります。例えば、テキスト記事がメインで、画像が殆どないようなブログであれば、ブログのスキンはなるべくシンプルなものがよいですね。でないと、記事がデザインに"負けて"印象に残らないケースがあるかと思います。まぁ、軽いコラムや日記程度のものであれば、文章が背景に負けてもいいのかもしれませんけれども、読んでほしいブログであるならば、背景とテキストとのバランスを取った方がいいでしょう。テキストメインであれば、スキンもシンプルなものにすべきかと思います。

このバランスという観点からいえば、サイドバーにやたら広告を張り付けるのも、背景に負ける一要素になっているのではないかと思います。管理人は、ブログにアフィエイトなどの広告が入るのが大嫌いで、本館でも広告を消したいのですけれども、有料なので我慢しています。という割に、日比野庵本館のスキンは派手なものを使っていますけれども、記事にも鮮やかな画像を入れてバランスが取れるようにしています。

ですから、今後、本館で画像を使わないことになるとすると、スキンから変えることになるでしょうね。実は、旧館のデザインは、その辺りの調査を兼ねてデザインを色々模索しているのですけれども、どうにもバランスが悪いですね。気に入りません。

9.ツイッター
これも、今となっては重要な要素ですね。ツイッター経由でやってくる方が結構いらっしゃいます。できれば、記事をエントリーすると同時に、ツイッターの連携アカウントに、記事アップを自動投稿で知らせてくれると便利です。本館のウェブリブログにはその機能があります。

10.ブロガーにとって理想のブログ
更新しやすく、手間がかからず、軽くてデザインも豊富。そしてタダ(爆)、なんてのは、どのブロガーの方も使いやすいプロバイダだと思いますけれども、やはり、多くの人に来ていただけるブログがブロガーにとっても理想のブログだと思います。その方法に決まったものはなく、ブロガーそれぞれ工夫を凝らしていらっしゃると思いますけれども、最終的な目標は、やはり多くの人に見ていただくことにあるのではないかな、と思います。

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