ペヤングソース焼きそば問題について

  
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「ペヤングソース焼きそば」が販売中止・自主回収となった。

理由は12月2日、あるツイッターで、油で揚げた麺の中に大きな虫(何の虫かはあえていわない)が入っていたとアップされた為。

問題のツイートは瞬く間に拡散し、大騒ぎとなった。ネットではアップされた画像について、コラじゃないのかなどという声もあったのだけれど、麺の中に虫が埋め込まれている様子といい、本当なら大問題と指摘されていた。

これをうけて、12月4日、製造販売元のまるか食品は自主回収を発表。「通常の製造工程上、このような混入は考えられないこと」とした上で、食品の安心、安全の観点から万全を期すために回収に踏み切った。

この時点で回収するのは「ペヤング ハーフ&ハーフ激辛やきそば」と「ペヤング ハーフ&ハーフカレーやきそば」の2種で、問題になった商品と同じ日に同じラインで製造された約5万食が対象だったのだけれど、その後、品質管理の徹底をはかるとして24種類ある「ペヤング」全商品について当面、全工場での生産を自粛し販売を休止すると発表した。

安全上の問題がなければ、何も全品回収する必要はない筈なのだけれど、製造ライン全体に衛生上の問題があるのなら、当然、全製品が対象になる。

まるか食品によると、外部機関からの報告をもとに検証を行った結果、虫に付着していた油が製造に使用する油と同じもので、製造過程での混入の可能性が否定できないらしい。虫はずっと同じ所でじっとしている訳がないから、製造過程で混入したとなると、ペヤング以外のラインも怪しくなってくる。全品回収は止む無しだろう。

万が一、虫が混入してもおかしくないラインや衛生状態だったとしたら、根本から見直す必要がある。

当たり前のことだけれど、食品衛生で問題を起こしてしまったら、クレーム含めた対応は勿論のこと、その後の回復だって簡単なことじゃない。特に日本では。

先日、「中国期限切れ鶏肉問題」を起こした、マクドナルドも、その後売上は低迷しっぱなし。

11月の既存店売上高は前年同月比12.3%減と、5ケ月連続の2桁減。マクドナルドは全国3100店舗のうち7割を占めるフランチャイズ店舗に金銭的な支援を行っているのだけれど、それでも店を手放すオーナーもいるという。

マクドナルドの宮下上席執行役員は2日に1度のペースで全国の店舗やオーナーを回り、サラ・カサノバ社長も週1回のペースで店舗を訪問し、客や従業員と対話を重ね、家族連れを意識した店舗改装や全店舗の禁煙など対策に乗り出している。それでも売上低下は止まらない。

マクドナルドは鶏肉問題が発覚した直後は、自分達も被害者だと開き直って顰蹙を買ったけれど、ペヤングだって、対応を間違えたら大変なことになる

この記事へのコメント

  • ス内パー

    対応を間違えたら売上げ低下は間違いないのは確かですが
    こういうときに虚報捏造つけて企業イメージを低下させることしか考えないメディア
    (なぜならそれがセンセーショナルで売れるから)
    による過度な企業パッシングこそが怖いですね。
    特にべヤングは古いCMのままで最近新しいCM作ったりスポンサーしたりといったみかじめ料を
    マスメディアに払っている形跡ないので遠慮容赦なく倒産するまで叩けますし。

    虫については…まぁ結論待ちですが事実として混入していた以上今回の処置はやむおえないでしょうねー。
    2014年12月13日 09:26

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