第47回衆議院議員総選挙

 
今日はこの話題を超簡単に…

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いよいよ衆院選の投開票日。昨日の土曜日は、各党とも最後の呼びかけに力を尽していた。

ただ、選挙そのもののムードは最後まで盛り上がることはなく、自民大勝の流れのまま投票日を迎えることとなった。

大体、どの選挙情勢調査でも、自民党は300議席を超える勢いで、民主党は60議席から微増、公明は現有議席を維持と報道されているけれど、民主党は海江田代表を始め、大物議員の落選をも噂される惨状で、早くもポスト海江田の動きがみられるという。

民主党幹部によると、「前回同様、党の顔である代表が比例重複で当選となれば、民主党の求心力は地に落ちる。また、アベノミクスに対抗するのに、民主党は農家への戸別所得補償や所得制限のない高校の無償化など、性懲りもなく過去の遺物政策を掲げている。調査結果は有権者が民主党に絶望した証ともっぱらで、選挙後の代表辞任は免れない状況とみられているのです。…それが、前原誠司元代表と野田佳彦前首相の動きなのです。もともと両氏は民主党の右派勢力として手を握ってきたが、再び2人で党を牛耳ろうと手ぐすね引いている。仮に自民が大勝し、海江田辞任となれば、『革マル派』との繋がりが取り沙汰された枝野幸男幹事長や、連合との関係が密な川端達夫国対委員長も辞任。左派勢力が一掃されるため、策謀を巡らしているのです」とのことで、民主党は今後の生き残りを掛けて、右派左派との間で内紛が起こる可能性もある。もうガタガタ。

だけど、民主党はまだ議席が見込めるだけいいほうで、その他第3極に至っては現有議席維持すら危うい。

維新の党の橋下徹共同代表は、13日、大阪市内での街頭演説で「完敗!負けを認めます。安倍さんにやられました。…維新はもうダメだと言われている。僕の責任だ。もう一度、僕に立て直すチャンスをください。…2014年12月14日、午後8時。開票が始まった瞬間、自民と公明が320を超える議席を獲って歴史的な勝利を収めます」と予言した。

そして「はっきり言って今の国政政党である維新の党に対する期待感はゼロだ。トップとしてお詫びしないといけない。…いきなり偉くなって、謙虚さが足りないメンバーもいる。今回の数字に現れている。夜の銀座、赤坂で酒を飲むのが仕事と思ってるメンバーもいる。…維新は皆さんを冷めさせてしまった。…負けを認めたうえでね、このまま無くなっていくなんて、そんなヤワな根性してません。今まで何度も踏みつぶされても、ここまでやってきた。…もう一度引き締めます。立て直さしてください。もう一回、チャンスをください。維新を立ち上げた時の気持ちでやります。ただ完全に負けたら次がなくなる。せめて10人でも20人でも維新の議員を残してください」と支持を呼びかけていた。

マスコミは、散々、自民党が優勢だ、圧勝だと、選挙戦を通じて報道していたけれど、それは、彼らが期待していたかもしれない「アンダードッグ効果」にはならなかったように見える。

元々、アンダードッグ効果は、同情票が集まるという効果だから、その対象は同情されるに足る存在でなければならない。その意味では、民主党は多くの国民の「同情票」を集める政党であるとは思えない。民主党に苦しめられたことを国民は忘れてはいない。

一方自民は、各候補者に対して、安倍総理直筆のメッセージをFAXで送って、マスコミ報道によって緩むことのないよう引き締めを図っていた。

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その自民党は、最後の演説を恒例の秋葉原で行っている。

その模様はこちらで紹介されているけれど、相当大盛況だったようだ。

毎回、この秋葉演説では、大勢の人と日の丸の旗が振られているのだけれど、どうやら、個人で日の丸の小旗を周りに配っている人がいるようだ。これまで自民のスタッフか何かがやっているかと思っていただけに少々驚いた。

方や、民主党候補には韓国国旗を振って応援する一団が現れ、自民の演説には日の丸が振られる。どこが国民のための政党なのかを象徴しているような風景ではある。

だけど、この光景に噛みつく人もいる。こちらの「赤旗政治記者」なる御仁はツイッターで「安倍首相は東京・秋葉原駅前で最後の街頭演説。陣営の運動員が日の丸の小旗を聴衆に配り、安倍首相が声を張り上げるたびに大きく振られた。異様な光景となる」と述べている。

日の丸を振るのが「異様な光景」なのであれば、陛下の一般参賀だって「異様な光景」となる。流石、共産党、その根本には国体の否定がある。

実際、共産党の綱領には次の一文がある。
11 天皇条項については、「国政に関する権能を有しない」などの制限規定の厳格な実施を重視し、天皇の政治利用をはじめ、憲法の条項と精神からの逸脱を是正する。

 党は、一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである。
と、"天皇制"は国民の総意によって解決されるべきだとしながらも、民主主義と両立しないといっているから、要するに廃止したいのだろう。

衆院選は、国内の選挙の筈なのに、韓国国旗で応援される政党もあれば、日の丸をケシカランという政党がある。本来ならあってはならないことなのだけど、ネット等による情報通信インフラの充実はそうしたことも炙り出すようになった。

前にもどこかのエントリーでいったような気もするけれど、政権担当能力と反日度で各政党をカテゴライズすると、反日でなく、政権担当能力があるという政党は自民しかないのが現実。民主党の悪政が野党に対する幻想を粉々に打ち砕いた。

最早、国民にとって、そんな野党にもう一度チャンスを与えるのはリスクが有り過ぎる。日本の現状は、経済も外交もギリギリのところでやっている。野党に政権を呉れてやって、遊んでいる暇などない。

この記事へのコメント

  • almanos

    日本の場合は野党が「反日」が基本なのが多すぎる事が最大の問題ですね。後は自民党は「政党」ではなく「政権運営システム」となっている状態に回帰しつつある。で、何故そうなったのかと云う事を国民があの悪夢の民主党政権下で学習したからでしょう。今回民主党は壊滅的な被害を被り、空き管だ何だがただの人になってくれれば良いですが。
    2014年12月14日 12:32

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