冬台風到来
相変わらず、筆者のウルトラハードモードが続いています。今日は、本当に極極々簡単に…。
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北海道を始めとして、日本海側が大荒れの天気に見舞われている。
気象庁によると、北海道の西の日本海と東北の東海上にある発達中の低気圧の影響で、沿岸部を中心に全国的に強風が吹いている。稚内空港では、16日夜10時頃、瞬間最大風速31.9メートルを記録、17日午前5時には根室市で32.5メートルを記録している。
更に、気圧の低下と強風による高潮も発生し、根室市では海水が市街地に流入、730世帯約1500人に避難勧告が出されている。また、別海町でも高潮で97世帯267人に避難指示が出されている。
これは、2つの低気圧が急速に発達しながら北海道付近へ進み、強い冬型の気圧配置となっている為。北日本から西日本の広い範囲で強風が吹き、北海道では見通しが全くきかない猛吹雪状態なのだという。
テレビでは低気圧といっているけれど、16日朝の時点で1010hpaだったのが、北海道に近づくにつれて、気圧が下がって、950hpaとなるあたり、もう台風並み。
この強風で、停電の相次ぎ、12月17日、北海道東部を中心に15の市町村の合わせて2800ヶ所余りで停電が発生した。
北海道電力によると、やはり停電は暴風雪の影響らしく、懸命な復旧作業が続けられている。
一般に、強い寒気が日本列島に入り込むと、雪だけではなく風も強まる。このような気象状況では停電が発生する危険性が高くなるのだそうだけれど、その原因の一つとしてよくあげられるのが「ギャロッピング現象」。
送電線は普通、断面が円形で、立体的に見ると長い筒状になっている。ゆえに送電線に雪が付着するといっても、それは当然、送電線の上に積ることになる。このとき、断面が長円形や三角形に近い形、即ち、立体的に見ると筒の横に翼がくっついたような形状になり、その"翼"は揚力を受けることになる。
その"翼"付の送電線は揚力によって浮き上がり、やがて元の位置に戻る。これを繰り返すことで、結果的に送電線は、縦に大きく揺れるようになる。この現象を「ギャロッピング現象」という。
この「ギャロッピング現象」が発生すると、複数の電線が接触することによってショートが起こり、停電が発生すると言われている。
今回の大雪の状況を見る限り、北海道の停電は、やはりこの「ギャロッピング現象」が起こっているのではないか。
…本当は、この後、ギャロッピングの詳細と対策について触れる積りでしたけれども、力尽きました…。今日はこの辺で…。
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白なまず