韓国のダブスタと限界を迎える反日

 
今日はこの話題を極簡単に…

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12月19日、米軍元慰安婦の初公判がソウル地裁で開かれた。

これは、今年6月に、当時の米軍基地村で売春に従事していた122人の女性(洋行主)が、「国が米軍相手の慰安婦制度を作った。…「私たちは外貨を稼ぐために夜通し働かされた。韓国政府はこうしたシステムを作ったことを認め、賠償してほしい」として、韓国政府を相手に1人につき1万ドル(約118万円)の損害賠償を求める訴えを起こした裁判。

裁判で政府側の弁護人は、「国家賠償の成立には、122人それぞれが、個別公務員担当者の具体的な行為などを立証する必要がある」と述べたのに対し、被害者側の弁護人は、「政府が管理して組織的に運用したものであることは明らかだ。その違法性を問うための訴訟であるため、個人の具体的な不法行為を立証する必要はない」と反論した。

訴訟を起こした米軍元慰安婦の女性達は声明書のなかで「国家が旧日本軍の慰安婦制度をまねて『米軍慰安婦制度』をつくり、徹底的に管理してきた」と述べているのだけれど、去年11月に韓国の国会で野党議員が、朴正煕元大統領の決裁署名入りの文書記録を示し、政府の管理下で「基地村」と呼ばれた慰安所が62カ所あり、 米軍慰安婦が9935人いたと指摘している。当時の韓国政府が関与していたことは疑いない。

奇しくも、この初公判と同じ日に朴槿恵大統領は、アメリカ下院議員のマイケル・ホンダ氏らと会談し、慰安婦問題などについて意見交換を行っているのだけれど、その席で朴大統領は「慰安婦問題は過去ではなく、現在と未来の問題だ」と述べ、ホンダ氏は「日本が責任を認め、元慰安婦に対する最善の正義が実現されることを願う」と答えている。

だけど、当時の韓国政府が、旧日本軍の慰安婦制度を真似て、米軍元慰安婦制度を作ったものであり、そして、今現在において「慰安婦問題が過去の問題ではない」という立場をとるのなら、韓国政府はホンダ氏の言に従って、「責任を認め、元慰安婦に対する最善の正義」を実現する必要があることになる。

今回の裁判で、韓国政府側の主張全てが分からないから何ともいえないけれど、報道を見る限り、韓国政府はその責任問題には触れずに「慰安婦だった証拠がなければ賠償は成立しない」というスタンスを取っている。

韓国政府は、日本の慰安婦問題について「本人の証言が全てだ」と散々に非難している以上、米軍慰安婦についても、本人の証言を全てとして、賠償に応じなければ筋が通らない。なのに自国の慰安婦に対しては証拠を立証しろという。一見しただけで、ダブルスタンダードなのは明らかだけれど、そのロジックを探ると、日本に対しては、「慰安婦=性奴隷」として"道義的責任"を問う一方で、自国に対しては「慰安婦=売春婦」として単なる"契約関係"に矮小化して逃げようとしているように思われる。

言葉を変えれば、韓国政府は、日本に対して「誠意を見せろ」と迫り、米軍慰安婦に対しては「契約した証拠を出せ」という態度。そうしたダブルスタンダードで押し切ろうとしている。

この「誠意を見せろ」と脅して金をふんだくるやり方は、巷のユスリ・タカリと同じ。

流石にここに来て、韓国のユスリ・タカリについて世界も気づき始めた。

アメリカ・ハドソン研究所シニアフェローのジョン・リー氏は、フォーブス誌への寄稿で「朴槿惠大統領は就任時より、明確な要求のないまま、慰安婦問題などで日本の歴史認識を批判し、さらなる関係悪化を招いている。ニューヨーク・タイムズ紙やワシントン・ポスト紙は、安倍首相の歴史認識を批判する。しかし、アメリカが日本に歩み寄りを求め、韓国の国粋主義的な誇張を助長することは、問題の根本的な解決にならない。…韓国が日本の歴史認識問題を政治的に利用することは、自国の為にもならず、正義に基づいた行動ではない。…韓国は今後、歴史を政治利用せず将来に暗雲を残さないアジア諸国の姿勢を見習うべきだ。アメリカもこれを後押しすべき」と述べている。

また、日本の慰安婦の強制連行は作り話であり、慰安婦問題での日本糾弾は特定の政治勢力の日本叩きだ、と明言している、アメリカのジャーナリストのマイケル・ヨン氏は、次のように述べている。
私が旅してきた国で、日本を嫌っているのはたった二つの国だけだ。中国 - 永遠の情動マシーンそしてどんどん巨大化するグローバルな圧制者.二つ目は非常に理性のない大韓民国だ。

韓国の日本嫌いは度を超している。彼らはにこやかな日本人よりも核兵器を携えた北朝鮮を受け入れるだろう。

私は北朝鮮には行ったことがないが、北朝鮮というのは無力で、国としては全く正気では無い。

メディアのリポートを読むと、まるで日本が近隣諸国から嫌われているかのように書かれているが、実際の所、中国や韓国以外とはうまくやっている。

≪中略≫

アジアは日本に嫌っていると書いてある記事を見かけたら、それは現地の雰囲気を何も知らずに、また正確な情報を持っていないジャーナリストの記事という印だ。アジアの中で日本人は非常に尊敬されていて歓迎されている。
Michael Yon JP「日本を嫌っているのはだれか?」December 24, 2014 より
マイケル・ヨン氏は「韓国の日本嫌いは度を超している」と述べているけれど、慰安婦について韓国の虚構が世界にバレるに従って、こうした認識はどんどん世界に広まっていくように思う。もしかしたら、韓国は自身の反日で身動きが取れなくなっているのかもしれないけれど、それは身から出た錆であり、自分自身で解決しなければならない問題という他ない。

この記事へのコメント

  • ちび・むぎ・みみ・はな

    支那と朝鮮の反日は本来的に各々の国の国内問題であり,
    そこに欧米が手を突っ込んでかき回しているのが現状だ.
    高山正之の最近の本に裏のカラクリが書かれている.
    そのカラクリによれば, 日本以外の欧米・アジアの国々,
    正確にはそれらの国々のestablishmentsはおしなべて
    日本に対してすねに傷を持つ身だ.

    日本以外, 世界中の国は民族消去の歴史を持つ.
    沖縄やアイヌについて色々と言う人がいるが,
    現在の沖縄人は日本本島から入った繩紋人に始まるし,
    アイヌは日本人と並列して生活していたのであるし,
    「一方的な」大量虐殺はやっていない. 英米の歴史が
    一方的な虐殺・民族浄化の歴史であるのとは良い対照だ.

    欧米に何故日本を落しめる人がいるかについて高山氏は
    「日本人も自分達と同じだと思いたい欲求」が理由と述べる.
    日本の歴史が正しく理解されるなら,
    日本は正しく真理と正義の神の国になってしまう.

    そして, 高山氏は何故日本を落しめる事に快感を感ずる
    日本人がいるのかを不思議というが, なに, 他の国であれば
    自国を落しめれば生命の危険があるからである.

    とすれば, 支那や朝鮮の反日に対しては平和的に対処
    するからには必ず売国日本人が出てくる.
    従って, 日本存続の危機として日本人は緊張感をもって
    当たらなければならないのだろう.
    2014年12月25日 13:10

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