今日は駄文をほんのちょっとだけ…

昨日、1月12日夕、サッカーアジアカップの日本vsパレスチナ戦をがオーストラリアのニューカッスルで行われました。
筆者は前半の始めの方を観そびれてしまったのですけれども、結果は4-0で快勝しました。それでも、遠藤選手がいる日本代表といない日本代表とでは、別のチームになってしまうのは変わっていない印象を受けました。
まぁ、それでも強風の中の初戦をがっちり白星で飾ったのは良しとすべきでしょうね。
それそうと、パレスチナ代表とはびっくりしました。国内がアレだけにサッカーどころではないのではないかと思っていたのですけれども、浅はかな素人考えだったようです。
Wikiによると、パレスチナ代表のアジアカップの成績は次のとおりです。
アジアカップの成績国内が長年混乱する中、ようやくにして手にした出場ともなれば、現地の人々も盛り上がっているのではないかと思いました。アルピニストの野口健氏の父で元外交官の野口雅昭氏は、「試合を見ていて感慨を禁じ得られませんでした。あのパレスチナがよくここまできたものだ」とブログで述べています。
1956 - 1996 - 不参加(AFC未加盟)
2000 - 予選敗退
2004 - 予選敗退
2007 - 予選敗退
2011 - 不参加
2015 - 出場権獲得
かくいう日本代表とて、昔はサッカーも弱かったのです。筆者はドーハの悲劇辺りからサッカーを見始めた口で、大して詳しくもありませんけれども、それでもあの頃と比べれば、インテルやACミラン、ブンデスで当たり前のように日本人選手がレギュラーとして活躍する今は全然強くなったことくらいは分かります。
日本代表のユニフォームは「サムライブルー」と呼ばれる青色のユニフォームですけれども、これは、1936年ベルリン五輪から使われているのですけれども、その由来は1930年に行われた、第9回極東選手権で初めて日本代表が選抜された折、その選手の半数以上が東京帝国大学から選抜されていたため、東京帝大サッカー部のユニフォームの色であった青(ライトブルー)が使われたことによるという説があるそうです。
そうすると、「サムライブルー」もかれこれ85年目を迎えるわけで、伝統の色であり、現代表にも勲章の如く受け継がれているということなのでしょう。
さて、話はがらりと変わりますけれども、最近、筆者が定期的にチェックをしているブログの一つに「マイケル・ヨン氏のブログ」があります。もちろん慰安婦問題絡みが主な目的です。丁度1月13日付の記事でも「慰安婦のペテン」、「韓国の偽善」などと、正論で真っ二つにしています。
マイケル・ヨン氏のような著名なジャーナリストがこういう記事を配信していただくことに誠に感謝の念に堪えません。
そのヨン氏の1月8日付の記事に「神風とメダル表彰者」というのがあります。その冒頭の一文「フィリピンの神風記念碑に来た.彼ら神風パイロットが酷くさげすまれ,一方で,同様なことをやったと思われる我が軍の兵士が讃えられていることの二重性について,ここ何年か考えている」…。
この意味は重いと思います。戦争で勝ち負けはあるでしょう。けれども、共に祖国の為に、自らの命を捧げた想いと行為に変わりはない筈です。けれども、一方は蔑まれ、一方は表彰される。勝ったものの傲慢だといえばそれまでなのでしょうけれども、少なくとも、日本人は靖国に祀られた英霊を畏敬し弔うことは当然でありましょう。
青地に白星のリボンに星形の記章がついたアメリカの名誉勲章は、「戦闘においてその義務を超えた勇敢な行為をし若しくは自己犠牲を示したアメリカ軍人」に与えられる勲章で、アメリカ軍最高位の勲章です。
だからこそ、ヨン氏はくだんの記事で"青い"錠剤と"青の"名誉勲章と表現したのでしょう。
サムライブルーは今回のアジアカップで、ゴールド色の番号とネーム入りユニフォームを着用して戦っています。これは「ディフェンディングチャンピオンとしての誇り」、「再びアジア頂点に立つ強い気持ち」をこめてのことだそうです。
ブルーの下に輝く金は、アメリカの名誉勲章だけでなく、日本の誇りでもあるということをサムライブルー達に今大会でも示してほしいですね。
この記事へのコメント
ちび・むぎ・みみ・はな
自衛官が殉死した場合には全員が
靖國に奉られるようにすべきである.
日清戦争の頃なども, 日本は相当に
国際社会に気を使っていた. そのため
多くの日本人の犠牲が日清・日露の勝利の
まえにあった.
支那崩壊の間際には尖閣や沖縄で少なくない
犠牲が出るだろう.
明治維新前の日本人は家名に命をかけられたが,
「家」というものがなくなった現在,
日本人が命を預けられるのは靖國しかあるまい.
泣き虫ウンモ
足りないのは、経験なのでしょうね。
まぁ、世に出たことで親善試合も組めるでしょうから、手を抜かずに戦うことでしょう。
そういう試合で、海外組も増えるでしょうから。
ポール
スポーツの世界ではより顕著に現れるのではないかと思います。
それこそ命を掛けての戦いに臨んで、
怯むことなく勇敢に戦った先人の有り様を学べば
間違いなくもっと強くなれる。
それにサムライブルーとしてサムライを名乗るのであれば
サムライとはいかなものであったかを知らなければ恥ずかしいではないか。
それでも代表選手たちは自チームで代表戦で激しく戦っている。
JFAはどうだ?選手にサムライを名乗らせてはいるが
自らはどうなのか?サムライを統括する大将たりえているのだろうか?