安保関連法衆院通過
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7月16日、安保関連法案が衆院本会議にて賛成多数で可決されました。
マスコミは相変わらず、強硬採決だなんだと声を荒げ、官房長官の記者会見でも同じ質問を繰り返していましたけれども、菅官房長官は「本当に強行採決でしょうか。野党全党が本会議場に入って自ら政府案に討論したならば採決するのが政党としての責務だ」とピシャリ。
前日の会見で「国会周辺では若い人達が反対の声を挙げているが…」との質問にも、若い人が声を上げることを肯定しつつ「私は全共闘世代だが当時はこんなもんじゃなかった」と一刀両断。官房長官の正論に返す言葉もないという感じですね。
実際、15日に国会前で法案反対集会が開かれていましたけれども、集まったのは7000人(警察発表)ですから、2011年8月のフジテレビデモと大体同じですね。今回の反対デモの参加人数については主催者側は10万人と桁違いの増量をやったようですけれども、そういうゴマカシはあっと言う間にネットで比較検証されてしまうのが、今の世の中です。
こちらで、各国の10万人規模のデモの画像が紹介されていますけれども、確かにそれと比べると全然ですね。これでは菅官房長官に「当時はこんなもんじゃなかった」といわれるわけです。
野党が叫ぶ強硬採決についても、民主党が政権与党だったときのほうがよっぽどやっていたという比較画像が出回っていますし、15日の特別委員会での採決で民主党がみせたプラカード作戦も、テレビ映りだけを意識したパフォーマンスであったことが、ネットで検証、暴露されていましたね。
また、作家の渡邊哲也氏が、安保反対を掲げる「SEALDs」なる学生グループは共産党支援団体である以上、マスコミが取り上げる際にはそれを隠してはならないと指摘するなど、どうもマスコミの「報道しない自由」によって抜け落とされた情報をネットが補完しているようにさえ見受けられますね。
更には、こちらの「日々是口実?」ブログ殿で言及されているように、自民は、野党が審議に応じない中、仕方なく採決する"強行採決"であるのに対して、民主のそれは、審議することすら許さない、"強行採決"という違いがあります。しかも、今回は野党に質疑の時間をちゃんととって、野党も質疑をした上での採決ですからね。ちょっと無理がありすぎます。
では、実際のところの世論はどうかということなのですけれども、テレビや野党が騒ぐ程、反対が多いというものでもなさそうです。
麻生副総理は派閥会合の挨拶で「ちょっと聞くけど、『とんでもねえじゃねえか』って言って事務所で抗議の電話をもらった人。どれくらい来た? そんなもんか、数十件ね。普通だいたいね、めちゃめちゃ来るはずなんだ、これ、新聞の言う通りだったら。だって80%反対してるんだもん。もっと来なくちゃおかしい。俺のところだってめちゃめちゃ来るはず。いつもだったら。今度も秘書を並べて待った。でも、ほとんどかかってこない」と抗議の声が殆ど上がっていないと述べています。
マスコミは今回の安保法制で、さぞ自民党が支持を失っているかのように報じていますけれども、こちらの「小難しい話をしない、せいじけーざいブログ(旧・蘭月のせいじけーざい研究室) 」ブログで指摘されているとおり、一番支持を失っているのは民主党なんですね。
国民は冷静です。民主党は自分達の振る舞いをよくよく振り返ってみるべきです。やはり、ゴミすら自分達で片づけられないような政党は、増々存在を許されなくなってくると思いますね。
この記事へのコメント
ちび・むぎ・みみ・はな
自民党の支持率が下がれば何でもありなのだろう.
だから, やはり自民党の支持率が下がると言うことは
自民党の広報に大きな問題がある, そしてデマ新聞・デマTVの
影響力を無視してはいけないと言うことになるのだと思う.
特に, 生活の党が上がってきているのが気になる.
何故なら, 暫くは安保法制やTPPなどで話題が続くが,
GDPが更に落ち込むと自民党は本当に支持率を下げることになるからだ.
国民の本当の興味の的は普段の生活なのであり,
そこにはデマ新聞やデマTVしか見ない層の人達が
大きく関与してくる.
自民党, あるいは政府広報の不備は散々に言われてきているが
改善されないのは自民党内部においても真実を知らせないことで
利益を得るもの達が結構存在するためではないかと思う.
政府広報が復活できなければ改憲は更に遠くにある.
柿山
歳とった爺さんがとってるから仕方なくそのままですが、もし自分が赤報隊だったらとっくに突撃しているところです。