調布セスナ墜落事故と共産党とSEALDs
今日はこの話題です。
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7月26日、東京都調布市富士見町1丁目の民家に離陸直後の小型飛行機が墜落する事故が置きました。
墜落した民家は全焼し、2階にいた女性と、飛行機に乗っていた機長ら男性2人の計3人が死亡。更に民家の1階にいた女性と隣接する住宅の女性、飛行機の後部座席に乗っていた男性3人も重軽傷を負いました。
亡くなられた方の御冥福をお祈りいたします。
国の運輸安全委員会は、事故原因を調べるため、航空事故調査官3人を現場に派遣。また、警視庁も特別捜査本部を設置し、業務上過失致死傷の疑いもあるとみて捜査に乗り出しました。
既に報道されている情報を聞く限り、エンジントラブルがあったように思われますけれども、一刻も早い真相究明と対策を望みます。
何でも、墜落した民家の亡くなられた女性は、一週間ほど前に引っ越してきたばかりだそうで、それで今回の事故の犠牲になられたとは痛ましい限りです。
そんな中、この事故を政治利用したと一部ネットで騒ぎになっているようです。
これは、共産党所属で元稲城市議の遠藤くに子氏が、事故後、「欠陥オスプレイもやっぱり危険では?どれくらい死傷者でるのだろう?逃げる時間あるのか?大惨事」とツイッターで書き込んだところ、「市民が死傷した事故を利用する発言だ」と批判が集中。
こちらにその顛末がアップされちますけれども、遠藤氏は、個人の見解だなんだと言い訳した挙句、アカウントを削除したようです。
本人は個人の見解だといいつつ、プロフィールにはしっかり「@kunikojcp 日本共産党稲城市議会議員です。 看護師20年、3人の子を持つ母親です。」と入っていたようですから、少なくとも、そう断ってからツイートしないと、市議(正確には元市議)の発言と受け取られる可能性があります。まぁ、脇が甘いといえば甘いですね。
けれども、それ以前に、痛ましい事故があった後に、いきなりオスプレイがどうこうなんて言う方とは、筆者としては、あまりお付き合いしたいとは思わないですね。
そもそも、軽飛行機が落ちたから、オスプレイが危険と言われても、因果関係を示していただかないとなんとも答えようがありません。
仮に、池田氏がツイートしたように"欠陥"オスプレイそのものが危険なのであれば、オスプレイの事故率、とりわけ離陸直後のそれを提示した上で、軽飛行機との整備体制、状況の比較などをして、何がどう危険なのかを具体的に示す必要がありますし、「飛行場の近くに住宅地があるのが危険だ」という意味なのであれば、どの飛行機でも同じく危険ということになりますから、オスプレイ云々は関係ありません。
要するに、池田氏のツイートは良く言えば唯の感想・ボヤキにしか過ぎませんし、悪くいえば扇動・ミスリードになってしまう危険があると思いますね。
ここにきて、共産党の支持率はじりじりと落ちてきています。
次の図はNHKによる政党別支持率の去年と今年の月次世論調査結果なのですけれども、共産党をみると、2014年は平均して2~3%台だったのが2014年12月の衆院選で一気に4.3%と支持を伸ばし、2015年も勢いそのままに4%台だったのが、5月辺りから下がり傾向になっています。
これは、やはり安保法制に対する世論の反応がでているのだと思いますね。まぁ自民党、あるいは与党という意味では公明もかもしれませんけれども、マスコミから散々ネガキャンされていますから、ある程度支持率が下がるのは致し方ないにしても、野党も同じように下がっている。
けれども、その中で安保法案に前向きな維新の党は支持を減らしてないのですね。まぁ、2%台で減った減ってないを云々しても、仕方ないかもしれませんけれども、この結果を見る限り、世間は安保法制そのものは肯定しているんだと思いますね。国会前であれだけ派手に抗議行動(のマスコミ報道)をやっている割には、世論は靡いていない。
けれども、一説に共産党のフロントだとも言われている、学生団体「SEALDs」について、ひとつ興味深い指摘があります。
こちらのツイート纏めによると、共産党は「SEALDs」をグリップできておらず、むしろ"SEALDsに媚びを売っている"とみているようなのですね。
まぁその真偽の程は、筆者には判断できませんので、しばらく様子見したいと思いますけれども、そこで指摘されているように、もしも彼らが共産党や民青の活動を"ダサい"と思って、別口で動いているのが事実だとすると、もはや共産党は、党としての耐用年数を迎えているのかもしれませんね。
この記事へのコメント
ちび・むぎ・みみ・はな
しまっただけに痛々しい.
離陸直後に墜落と言う点とエンジン音が消えたと言う発言
から推測するに離陸中からエンジン不調が明らかになり
飛行場へ転回する中で墜落したもののように思われる.
はっきり言えば整備不良, 整備体制の整っていない所持団体の
持つ機体の宿命だろう.
もう一つ危惧されるのは, エンジン不調(想像だが)が
遅くなったとして, 機長には自分たちの命より地上の住民の
命を優先することができたかと言う点である. 多摩川まで
引っ張っていって墜落した過去の例はあるが, あの例では
操縦していたのは飛行教官であったと記憶する.
この事故機の場合, 整備体制等の不備から旅客営業が
許されておらず, 搭乗者は機長の技術維持フライトに
付き合って乗っていたと言う形になっているらしいが, どうなのか.
「灰色営業」は厳しく監査されて行くことになろうか.
SEALDsが共産党の指示を離れていると言う話, がせであろう.
共産党が影で言論統制を行なっていると言う話や, 戦前・中・後に
おける共産党のやり口を考えれば, 共産党の支配から外れる
ことはあり得ない.