昨日の続きを極々簡単に…
ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。
日本の世界遺産登録から一夜明け、世間では、やはり例の「徴用工」をめぐる表現について波紋が広がっています。
こちらに纏めがありますけれども、思ったとおり、日本側と韓国側で受け止め方が全然違っていますね。
特に、"徴用"にあたる部分を「forced to work」と表現したところの食い違いが大きく、韓国は日本が「強制性があったと認めた」と喧伝しています。
これに対し、7月6日、菅官房長官は記者会見で「我が国代表団の発言は強制労働を意味するものではまったくない。…韓国政府が今回の我が国代表の発言を日韓間の請求権の文脈で利用する意図はないことは確認している」とコメント。また、岸田外務大臣も5日の委員会で「forced to work」は「『強制労働』を意味するものでない」とし、財産請求権の問題は完全に解決済みとする従来の日本政府の立場に変わりがないと強制徴用ではないと否定しています。
外務省筋によると、何でも日本政府は「委員会での日本側の発言を裁判で使わない」という確約を韓国政府に何度も確認したらしく、現場のみならずハイレベル(閣僚級)でも確認したようです。
けれども、残念ながら、他の普通の"約束を守る"国であれば兎も角、韓国相手に何千回、何万回確認取ったところで、全然意味はないですね。今回の土壇場のゴタゴタも、韓国が外相会談の合意を反故にしたからですね。
尤も、このことくらい菅官房長官とて分かっているだろうと思います。まぁ、その意味では「裁判で使わない」という確約を取ったと今の内から会見で指摘しておくのは、韓国が破ったときの為に、今から仕込み始めたという見方もできるかもしれません。けれども、だからといって、韓国が大人しく約束を守ってくれる保証はどこにもないのですね。
おそらくは、今回の件で、韓国は国際的信用を大きく失いましたし、「どうせまた裏切るのだろう」と猜疑の目でみるようになった人も、結構増えたのではないかと思われます。
当然ながら、彼の国は裏切るだろうと見ている人は他にもいて、自民の深谷隆司衆院議員は「韓国の主張が通ったことで、今後必ず賠償問題が起こってくると、その点が心配なのだ。日本政府は『財産請求権の問題は完全に解決済みで、日本側の発言を裁判で使わない確約を韓国政府に何度も確約した』といっているが、韓国の今日までの変節振りを見ると、そんな確約はいつでも反故にされるのではないかと思うのである。」』と述べています。
また経済評論家の池田信夫氏は、ツイッターで次のように発言しています。
朝鮮人の「徴用工」がいたことは事実だが、終戦の時点で245人。ほとんどが炭鉱夫で、今回の対象になった施設とは無関係。まぁ、誰でも考えることは同じですね。色んな人から同じ意見が出てくるということは、それだけ彼の国のイメージが広く定着していることを意味します。今回のことで、日本の国内世論は益々そうなっていくでしょうね。
外務省がいくら「霞が関文学」で工夫しても、 韓国人は「強制を認めた」という見出ししか見ないで政府に圧力をかけ、 最後は韓国政府がひっくり返る。河野談話と同じパターン。
まだくわしいことはわからないが、問題が「徴用工」だけなら、日韓条約で解決ずみ。未払い賃金などの賠償は(日本からの経済援助を原資として)韓国政府がやるので、新たな請求権は発生しない。しかしそういう外交的合意がひっくり返るのが韓国の恐いところ。
つい先日「徴用工」に三菱重工が賠償しろという判決が韓国で出たばかり。 日本政府がそれを認めたと韓国が宣伝すると、山のように請求が出てくる。
これは慰安婦より大きな問題になる可能性がある。 「強制労働」を官斡旋まで広げると32万人いる。また三菱重工のような賠償請求が出てくるんじゃないか。
今回、韓国は、一旦合意したことを、その舌の根も乾かぬうちに反故にするという、北朝鮮ばりの「手の平返し」をやってのけました。
けれども、日本人は、この種の"卑怯な真似"を非常に嫌いますからね。
今のところ、日本の世論は表面上は平静を装っている風に見えなくもありません。けれども、その裏というか奥に、なんか、こう、腹の底から湧き上がる感情を無理矢理押し殺しているような、なんともいえない感じを受けています。
最早"嫌韓"という感情は臨界を迎え、日本世論のベース電流として定常化しそうな気がします。とうとう来るところまできたのかもしれません。
この記事へのコメント
ちび・むぎ・みみ・はな
○関わらない
○同席しない
の無韓心の方向へ進むのではないか.
暴力団の解散の流れの中で
「第三国人問題」と「終戦時の騒動」
も再び出てくる気がする.
百済消滅の際に藤原(中臣)鎌足が日本に
やってきて横暴を究め, 挙げ句には
近衛文麿が日米開戦まで引き起こした
歴史を鑑みれば, 南朝鮮には
○でしゃばらせない
○潰させない
のスタンスで朝鮮人には朝鮮半島に
いてもらうのが良い.
南朝鮮問題には今後関わりたくない.
y16a
日本人は確かに卑怯な振る舞いを嫌うけれども、極度に情緒的で熱し易く冷め易いという特徴もあるし、「軍民二分論」ならぬ「政民二分論」なんかにコロッと騙されるナイーブさもある。話せばわかる、という伝統芸もある。
軍艦島どころか全然関係ない反射炉あたりまで韓国人が出張ってきて、慰霊祭とか大騒ぎしてくれたら恰好の燃料投下になるかもしれない。
まるこ
◆英紙ガーディアン
Japan sites get world heritage status after forced labour acknowledgement 日本の遺産は、強制労働の事実を認めた後に世界遺産登録を獲得!
◆米CNN
Scenes of the atrocities of war crimes - Japan's bid for industrial sites as World Heritage
戦争犯罪である残虐行為が行われた現場!産業遺産を世界遺産とするための日本の入札(推薦遺産)
◆米ABC
The unanimous vote in favor of Japan's bid was approved only after Tokyo and Seoul resolved a spat over whether to acknowledge the sites' history of wartime forced labor, particularly that of Gunkanjima, or Battleship Island. 日本の推薦遺産は、それらの遺産、特に軍艦島での戦時強制労働者(forced labor)の歴史を日本が認めることで日韓が合意の後に、全会一致で承認された。
まるこ2
Mixed reaction to UNESCO listing for Japan’s industrial sites 日本の産業遺産のユネスコ世界遺産登録に反応様々!数万人の韓国人や支那人や捕虜を十数カ所の工場、鉱山、その他産業施設で働くことを強制した歴史事実を認めることに同意した (中略)
Seoul portrayed the decision as a diplomatic win after Japan also agreed to acknowledge its history of forcing tens of thousands of South Koreans, Chinese and World War II prisoners of war to work at dozens of factories, mines and other industrial facilities, conscripted to fill labour shortages especially towards the end of the war. 韓国が外交的勝利!日本は、第二次世界大戦、特に戦争末期に向かって労働力不足を補うために、数万人の韓国人や支那人や捕虜を十数カ所の工場、鉱山、その他産業施設で働くことを強制した歴史事実を認めることに同意した。
◆マレーシア紙スター
Japan urged to face up to history after Unesco win 日本は、ユネスコの世界遺産登録の後に、歴史を直視するように要求された!
佐藤地女史の発言。周囲の日本人代表も頷きながら聴いています。
https://www.youtube.com/watch?v=C_w-20kt4yU
cut
原稿は
内閣官房 産業遺産瀬赤井遺産登録室
外務省 国際文化協力室
文化庁 世界文化遺産室
の3者が協議し、岸田外相(噂の寝てたは誤り)と安倍首相の了解後に
出したとのこと。誰に責任があるわけではなく、日本政府として表明したものだ。とのこと。
海外のメディアは強制労働や奴隷労働と間違って報道しているので、
(英文読むと強制労働と読めるのは私だけじゃなかったのね)
there were a large number of Koreans and others who
were brought against their will and forced to work under harsh conditions
in the 1940s at some of the sites
外務省は海外の誤解を正していく必要があるとのことだが、この英文では、かえって世界中から反感を食らうのでは?
尚、朝鮮半島の徴用開始は1944/9月からでなので1940年代と範囲を大きく広げたのなぜかの質問には
日本本土の日本人は1944年以前から徴用制度がある。Koreans and othersは朝鮮人とその他のことで
その他は日本人のことなので、1940年代は誤りでないとの説明(前出の武田氏)だった。
この説明には絶句した。
これは河野談話に強制の主語はないので、日本軍が強制したと解されないと、作文した外務官僚の弁解
と通じるところがある。(文脈から日本軍と読めるのだが)
外務省の体質は変わっていない。ここらへんも第二の慰安婦談話と言われる由縁になるかもしれない。