翁長知事の琉球独立工作

 
今日はこの話題です。

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9月21日、ジュネーブで開かれている国連人権理事会で沖縄県の翁長雄志知事が2分間の演説を行い、沖縄に米軍基地が集中する実態を紹介した上で「人々は自己決定権や人権をないがしろにされている。…あらゆる手段で新基地建設を止める覚悟だ」と述べました。

報道では、沖縄の立場を国際社会に伝え、日米両政府に批判的な世論を喚起する狙いがあるとしていますけれども、沖縄対策本部の仲村覚氏は、これは「沖縄県民の知らないところで進められてきた国連での琉球独立工作の一環なのだ」と警鐘を鳴らしています。

仲村氏によると、国連は2008年の段階で沖縄県民を日本の先住民だと認識し、「国内法によってアイヌの人々及び琉球・沖縄の人々を先住民族として明確に認め、彼らの文化遺産及び伝統的生活様式を保護し、保存し、促進し、彼らの土地の権利を認めるべきである」と勧告、続いて、2014年には「琉球を先住民族として承認することを検討しまた彼らの権利を保護するための具体的な措置をとること」を勧告しているそうです。

仲村氏はこうした背景があるが故に国連人権理事会は、翁長知事のスピーチを「先住民の代表である翁長雄志知事がついに直々に国連に差別を訴えに来たという認識のもとで聞いたということなのだ」と指摘しています。

既に、そんなところまで工作が進んでいたとは、結構深刻な事態と捉えるべきなのかもしれませんけれども、仲村氏は、その対策の鍵が国連の「独立国における原住民及び種族民に関する条約(ILO169号)」にあると指摘しています。

このILO169号は、第1条1項で種族民、先住民の定義が記され、それを適用する基準が2項に記されています。

その第2項では、「原住又は種族であるという自己認識は、この条約を適用する集団を決定する基本的な基準とみなされる」とあるのですけれども、これは要するに、沖縄の人達が自分達を日本人ではなく琉球人だと認識しないと基準には達しないということです。

従って、沖縄県民が自分達を日本人と認識しているか、琉球人と認識しているかが鍵であり、沖縄県民から国連に対し、「沖縄県民は日本人としての自己認識をもっているのであり種族民、先住民としての自己認識は持っておらず、勧告は誤りであり撤回を要求」すれば解決する問題だと述べているんですね。

確かにILO169号の定義に従えばその通りだと思いますけれども、大事なことは、沖縄の人達が自分達を日本人と認識しているか、それとも琉球人と認識しているかどうかということです。

この翁長知事の演説に対して、日本政府代表部の嘉治美佐子大使が「日本政府は、沖縄の基地負担軽減に最大限取り組んでいる。普天間基地の辺野古への移設は、アメリカ軍の抑止力の維持と、危険性の除去を実現する、唯一の解決策だ。日本政府は、おととし、仲井真前知事から埋め立ての承認を得て、関係法令に基づき移設を進めている。沖縄県には、引き続き説明をしながら理解を得ていきたい」と反論、そして、名護市の我那覇真子さんが「中国は、先住民と言わせて、独立させようとしている。 私たちは先住民ではない。プロパガンダを信じないで下さい。…知事は無責任にも、米軍基地が日本とアジア太平洋の安全をに果たす役割を無視している」と批判しています。

我那覇さんは、かつて仲井真前知事の後援会で広報を担当したことがあり、現在はインターネット放送局の那覇支局でキャスターを務めているそうなのですけれども、こちらの狼魔人日記殿は、沖縄タイムスが我那覇さんの反論をベタ記事で報道したことを指摘した上で、「『不都合な真実』は黙殺するのが常道の沖縄タイムスが、ベタ記事ながら我那覇さんの反論を報道せざるを得なかったのは、それだけ我那覇さんが代表を務める『琉球新報と沖縄タイムスを正す県民・国民の会』の活動がボディブローのように効いてきたことの証であろう」と述べていますから、それなりの影響力があると見ていいかもしれません。

今の日本の教育で沖縄をどう教えているかは分かりませんけれども、沖縄独立工作が行われているとするならば、教育も含めて沖縄は日本であるという認識を深め、広報を強化していかなければいけないと思いますね。

この記事へのコメント

  • 白なまず

    翁長氏の先祖は琉球王国時代に福建省からの帰化人だそうで、本人がその様に述べているようですね。本来「オキナガ」姓は第26代継体天皇の子孫である息長氏が本物で、沖縄とも深い関係があると言われています。つまり、「オキナガ=オキナワ」です。神功皇后は息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)ですから、琉球=龍宮とし、龍宮の乙姫様は琉球の姫となり、神武天皇の母である豊玉姫、玉依姫も龍宮の乙姫さまですので、綿津見の国は鹿児島、宮崎、沖縄一帯に存在したと思われます。つまり日向族であり、皇室のご先祖さまです。最新の書籍で竹内宿禰さんが、与那国島の海底遺跡と綿津見の口伝を開示する予告をしておられます。つまり、間違いなく沖縄も綿津見の国で、3000年前には海底遺跡は水没してなく、綿津見が祭事を行っていたのでしょう。その様な綿津見と関係深い「オキナガ」性を恥ずかしくもなく翁長と名乗り、支那人が沖縄人面して先住民族宣言とは、やってることは在日と同じ支那朝鮮人ですね。

    竹内家長老からの禁則を破って 正統竹内文書 口伝の『秘儀・伝承』をついに大公開! (超☆はらはら)
    http://www.hikaruland.co.jp/books/2015/07/01121559.html
    2015年09月24日 02:06
  • ちび・むぎ・みみ・はな

    考古学的な結果と遺伝子解析から,
    最初に沖縄に到来した民族は滅び差って
    生活痕跡の無い時代が続き,
    その後に東北部の縄文人が沖縄に移住したことが分かっている.

    従って, 縄文人はアイヌよりも歴史的には古いのであり,
    日本の先住民族の子孫が現在の日本人である.
    従って, 沖縄人と日本本土人は同根であり,
    アイヌはむしろ侵略民族である.
    その中で支那系の沖縄人は支那本土の文献では
    棄民として位置付けられている.
    従って, アイヌの人々も支那系の沖縄の人々も
    後から日本にやってきたものであり,
    もう少し礼節を持って振舞って欲しいものだ.
    2015年09月24日 17:43
  • ちび・むぎ・みみ・はな

    > 従って, 縄文人はアイヌよりも歴史的には古いのであり,

    縄文時代の痕跡は日本の東北部にアイヌの痕跡が現れるより
    遥かに古い時代から続いている.
    従って, 縄文人はアイヌよりも歴史的には古いのであり,
    2015年09月24日 17:46

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