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「争いを避けるのは簡単だぞ。城門を開け放って、街の住民も財貨も食べ物も何もかも、連中の手に委ねてしまえば良いのだ。…平和を求めて相手の言いなりになるのも道の一つだが、それは結局の所、滅びの道だ。戦は忌むべきものだが、それを避けることのみを考えると結局の所全てを失うのだ。ならば、歯を食いしばって戦うしかない」沖縄県の米軍キャンプ・シュワブ内から撮影したと見られる動画がyoutubeに投稿され、一部で話題となっているようです。ピニャ・コ・ラーダ
ゲート 1.接触篇<上> より
くだんの動画は、キャンプ・シュワブ前での反対運動を撮影したもので、6月13日に公開された第3ゲート前でフェンスを挟んで抗議市民と基地警備員が向き合う様子の動画2本と6月10日に公開された、工事車両用ゲート前の国道329号で市民と県警が睨み合う様子の動画1本の計3本。
動画には「辺野古埋立阻止」などと書かれたプラカードを持った市民らが、声を上げながらフェンスを揺さぶり、米軍警備員とみられる人物が警戒する様子が収められているのですけれども、抗議の"市民"は「ヤンキーゴーホーム」などと罵声を浴びせています。
報道によると、動画が公開されていることについて、ジャーナリストや弁護士から「プロパガンダだ」とか、「基地管理上問題がある」などといった指摘があるとしていますけれども、9月24日、米軍海兵隊は、沖縄タイムスの取材に対し、「米軍人・軍属が基地内外で公衆の出来事を撮影することへの規制はない。ユーチューブを利用することも認められている。…動画に映っている活動は明確に公衆の出来事であり、両方でカメラ撮影されていた。…基地の境界線の外側で、犯罪性が疑われる活動がある場合、日本政府と沖縄県警が適切な対応を取る」と問題視しないと回答しています。
抗議行動には、ボイコット、ストライキ、デモ、演説などいくつかの種類がありますけれども、今回の"市民"の抗議は、プラカードを持って抗議の声を上げていることから、デモに類する抗議行動だといっていいと思います。
通常、デモは、社会の注目を集め、自身の主張を広く他人に認められることを目的として行うものですから、誰も見ておらず、誰もいないところでやっても意味がありません。今回についていえば、わざわざ、米軍が動画撮影してyoutubeに投稿して拡散してくれているのですね。デモの本来の目的からいえば、願ったり叶ったりの筈です。それが「プロパガンダだ」と文句を垂れるとは、御門違いですね。
自分達の抗議行動を広く周知されて困るということは、その行動について自分達でも疚しいことを感じているということです。自分でも疚しいと思うことをやっていながら、他人に求めて貰おうなんて虫が良すぎるというものです。
まぁ、この方達に限りませんけれども、なぜ、サヨクの方々は自分の気に入らないことにはレッテルを張って、暴力的に排除、或は弾圧しようとするのでしょうね。戦争反対を口にしながら、暴力行為に及ぶとは悪い冗談にもなりません。
ひと頃に比べれば、安全保障に関する世間一般の感覚もようやく、普通なものに矯正されつつある流れになっていますから、或は、それに焦りを覚えているのかもしれません。何となれば「折角、沖縄に来ているのですから、パイナップルのカクテルでも飲んで落ち着いてください」とでも、彼らに言いたい所ですね。
9月25日の「朝まで生テレビ」にSEALEDsのメンバーである奥田愛基氏と諏訪原健氏が出演し、こちらも一部で話題になっているようです。筆者はくだんの放送は余り見れていないのですけれども、ネットの反応を見ている限り、SEALEDsのメンバーは殆ど議論に入っていけなかったようですね。
デモや街角の演説などよりも、遥かに多くの視聴者が期待できるテレビに出演して、自分の主張を披歴できるチャンスを与えられたのに、議論できなかったのなら、何しに出てきたのかという話になると思いますけれども、朝生に出演したSEALEDsの奥田氏の様子をみる限りでは、どれだけ自分の主張を他人に理解して貰おうと思っているのか、ちょっと受け身というか、訴えたいという気持ちが薄いように筆者には見えましたね。
奥田氏は、結局、司会の田原総一郎氏に「SEALDsは何に怒っているの」と突っ込まれて、ようやく「立憲主義を守れ」と答えたくらいです。そういう意見なら、他にも同じ意見の人は一杯いますから、「あぁ、そういう御意見なんですね」というくらいで、それ程、マスコミが持ち上げる必要はないと思いますね。
まぁ、若い人が派手に政治的主張をするというのは絵面的にはインパクトがあるから、マスコミが煽って取り上げているだけなのかもしれませんけれども、それなら、SEALDsの人達も、そうした"大人の思惑"を逆に利用してやるくらいの気持ちで準備して、きちんと主張していかないと、単に政府が嫌いだから騒いでいるだけにしか見られないと思いますね。
朝生では番組内で、視聴者に「若者デモで日本がかわると思う?」のアンケートを実施してますけれども、その結果は、若者デモで日本が変わらないという意見が58%で多数を占めました。そして、その理由の一番が「デモ参加者が勉強不足だから」だったのですね。それをみると、SEALDsの主張がどれだけ国民に受け入れられるかどうか、大分疑問符がついてしまいますね。
朝生で、三浦瑠麗氏が指摘していましたけれども、自衛隊一つとっても国内の考えがバラバラ、集団手自衛権にしてもしかり。とことん議論しても折り合わないものは折り合わない。それはその通り。
ゆえに民主国家では最終的に多数決で決めることになっていますけれども、やはりその多数決の前に、議論を進めて、主張なり説得なりして、自分達の主張を少しでも決定に反映させる。そうしたことが大事だと思いますね。
デモとて、その手段の一つですし、テレビに出て意見をいうのだってそうですね。或はブログで吠えるのだってそうかもしれませんけれども、最終的には如何に多数派意見を作っていくかに行き着くわけです。
奥田氏は番組で「保守派の人とも議論している」というようなことを言っていましたけれども、ツイッターをみると、結構ブロックされたと言っている人がいるんですね。まぁ、のべつまくなしにブロックしているとはいいませんけれども、ブロックするということは、対話を拒否したということですからね。デモはするけど対話は拒否するでは、取りつくしまもありません。
そうなったら結局、自分達の主張とて、聞いてもらえなくなるだけですね。
また、奥田氏は番組内で、SEALDsの活動は長くても来年の参院選までで、そこで解散すると発言したようです。まぁ、確かにSEALDsの活動によって、若者に多少なりとも、政治への関心を促した面はあるかもしれませんけれども、それ以上になるかといわれると、ちょっと難しいかなという気がしますね。
「答えのない問いは、長年生きていても答えは出ないわあ。答えが出ないことがまさしく答えなのだから。それでもあえて答えるなら、自分に理解できないとか、合わないとか、気に入らない、あるいは誰かの権利が害されるのを防ぐため等の理由で、ある種の文化や芸術・表現方法を廃絶する姿勢は結局差別に行き着くと知りなさい。…その一方を抑圧し廃絶しようとするならぁ、どこで線を引くかが必ず問題になるのだから。今日、中間で線を引いたつもりでも、一方が廃絶された明日には、それが端っことなるわぁ。また、その中間に線を引きたくなる。また端っこになる。・・・・やがて人の魂を抑圧する考え方に行き着くことになる。行きすぎた清潔主義、健康主義は必ず極端化して、害悪に転じてしまうのよぉ」ロウリィ・マーキュリー
ゲート 1.接触篇<下> より
この記事へのコメント
タミダ
敵間者のゾンビ部隊など便衣兵其の物で敵に蹂躙され続けている事も認識出来ないお花畑敗戦国家日本ならではの光景ですね。
ゾンビに人権は有りません。戦闘ヘリで掃討する事を許可します