運命は性格の中にある

 
今日はこの話題を極々簡単に……

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11月25日、新潟日報社は「ツイッター」で弁護士の高島章氏を中傷する書き込みをしたとして、上越支社の坂本秀樹報道部長を経営管理本部付とする人事を決めたと発表しました。

こちらに経緯が紹介されていますけれども、高島弁護士に「壇宿六(闇のキャンディーズ)」と名乗るアカウントが、「はよ、弁護士の仕事やめろ。プロのハゲとして生きろ」など、しつこく罵倒したことが発端のようですけれども、高島弁護士が「壇宿六(闇のキャンディーズ)」と電話で直接話し、彼が新潟日報社・上越支社の報道部長であることを明らかにしたところ、後日、本人から謝罪を受けたということです。

今回の騒動を切っ掛けに、「壇宿六」の政府関係者やレイシストを誹謗する過去投稿が次々と晒さらされ、新潟日報に対する批判も起きていたところですから、流石に庇いきれなくなったのでしょうね。

余談ですけれども、"闇のキャンディーズ"などというアカウント名をみると、キャンディーズにトキメイタ世代で、なのかなという印象がありましたけれども、坂本氏は53歳ということで世代的にはドンピシャでしたね。

今回何故、そんな暴言を吐いたのかというと、高島弁護士は直接の切っ掛けは分からないと前置きした上で、「ツイッター上に『はすみリスト』に批判的な内容の投稿をしたからではないか」と述べているようです。

「はすみリスト」とは、「そうだ、難民しよう」などのイラストで一躍話題となった、はすみとしこ氏のイラストに、フェイスブック上で「いいね」を押した人などの名前や勤務先の個人情報をまとめたリストなのですけれども、これがネットに流されて問題になっていたのですね。

筆者も、個人情報を勝手に公の場(ネット)に流出させるなど論外だと思いますけれども、高島弁護士のコメントが本当であれば、「はすみリスト」に批判的な投稿をしただけで罵倒してくる坂本氏の感覚は世間一般とはズレているとしか思えません。

坂本氏は「壇宿六」のアカウント名で、一般のツイッターユーザーにさえも「お前は馬鹿」「この低脳。はよ、死ね」「アニメアイコンはクソなんだから死ね」などと暴言を連発した上に、高島弁護士がツイッターで電話でのやり取りの呼び掛けを拒否していました。

「はすみリスト」の流出を批判することには噛みついておきながら、自分は公の場には出てこないではダブスタだと思いますね。

ただ、世の中はそうしたダブスタを何時までも放置はしませんでした。フェイスブックなどの情報から「壇宿六」の正体が新潟日報の社員ではないかと憶測が流れ、それを受けた高島弁護士が新潟日報に確認したことで、身バレして、今回の処分となったということです。

罵倒ではなく、冷静に議論すれば、ここまでの騒ぎにはならなかったのではないかと思いますけれども、報道部長から経営管理付の処分ですからね。今後一切発言するな、ということでしょうね。

まぁ、「身から出た錆」といっては言い過ぎかもしれませんけれども、やり過ぎたことは確かですね。今回の結果の幾ばくかは、彼自身の性格が招いた部分があるのではないかと思いますね。

この記事へのコメント

  • ちび・むぎ・みみ・はな

    最近の言論の劣化は段階の世代に端を発した
    目的のためには何をしても(言っても)良い
    という風潮によるものだと思う.
    特に嘘付党政権の時から歯止めがかからなくなっている.

    ○橋下氏の大阪都構想に関する嘘の数々.
    ○日銀の物価指数が2パーセントに達しなければ
    責任をとると言うコミットメントの頬かむり.
    ○安倍首相が総裁になる前に書いた本と現実の
    グローバリズム政策との齟齬の頬かむり.

    全て明確な形で宣言したか書き表したかしていたのに
    全く知らん顔であるし, メディアも何も言わない.

    この様であれば, その時に支持を集めれば
    勝ちと言うことになる.

    であるから, だれも言論に責任を持たなくなるのだろう.
    2015年11月26日 15:56

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