今日はこの話題を極々簡単に……
昨日のエントリーでは靖国テロ容疑者の引き渡しについて述べたのですけれども、今日になって、その容疑者が再入国して逮捕されるという急転直下の展開となりました。
逮捕された男は全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者、27歳。彼は9日午前10時頃韓国から羽田空港に再入国したことが分かり、警視庁が任意同行を求めたところ応じたようです。
警察は建造物侵入の疑いで逮捕したのですけれども、全昶漢容疑者は「よくわからない」と容疑を否認しているようです。
犯人は現場に舞い戻ってくる、なんてのは刑事ドラマの中だけの話かと思っていましたけれども、ネットでは、のこのこと戻ってくるとは、どういうことだ、という声が上がる一方で、いろんな憶測が出ているようです。
たとえば、シンシアリー殿のブログでは、五つの憶測を述べていますね。次に引用します。
・憶測その1シンシアリー殿は3を支持していますけれども、ネットでは5が有力視されていますね。
「私が犯人だ。身柄引き渡しなどで韓国政府に負担をかけたくなかった(キリッ」
・・・そういう展開・・・・じゃないみたいですし・・・・・
・憶測その2
「どんなもんかなと日本に来てみたら逮捕された(テヘッ」
・・・さぁ。この場合ネタとしては面白いですがこれでもないみたいですし・・
・憶測その3
「私は正義の味方だ。だから何も怖くない(キラキラ」
いまのところ、これじゃないかな?という気もしますが・・
・憶測その4
徹底的に否認し、「ここまで来たのが、私が犯人でないという証拠だ(白目」と言い張る
・憶測その5
すでに韓国政府は彼を諦め、面倒だから日本に行って逮捕されろと指示した(ナム
また、こちらでは、今回の靖国テロで得をするのは北朝鮮だ、という指摘もあります。そこから推測すると、6番目の憶測、「北朝鮮の工作員だった」説もあるかもしれません。
筆者としては、やはり5が最有力で、大穴で3といったところでしょうか。
日本の警察もマスコミにリークしまくって、あんな記事を書かせて騒ぎましたからね。韓国政府へのプレッシャーになった部分もある筈です。本来であれば、条約に基づいて引き渡すところ、個人の犯行として自首してくれれば、政府は傷つかないですから。5が答えだったとするならば、日韓関係を考慮して、この辺りを落としどころとして狙っている可能性があります。
けれども、そういうやり方は、やはり小手先のその場鎬であって、根本解決には程遠いですね。要するに韓国政府は「無関係」だ、とシラを切っているわけですからね。
まぁ、シラを切るのは自由ですけれども、第2、第3のチョン・チャンハンが出てきたらどうするのでしょうか。仮に5がビンゴだったとしても、政府の指示を聞いてくれるうちは何とかなるにいても、言う事を聞かない輩が出てきたら途端に行き詰ります。
また、大穴の3だった場合は、もっと深刻ですね。他国の宗教施設を爆破して「自分は正義だ」といっているのですからね。普通こんなことをやったら戦争になります。
もし、3だったとして、その動機が反日教育にあるのなら、即刻辞めないと、第2、第3のチョン・チャンハンがいつ出てきてもおかしくありません。非常に危険です。
真相はもうしばらくすれば明らかになってくるでしょうけれども、たとえ個人の犯行であったにせよ、国民感情的に、韓国に対するマイナスの感情が増えこそすれ、減ることはないでしょうね。
当たり前のことですけれども、今回の靖国テロは、日本人に対して「テロは直ぐそこにあるものだ」という認識を植え付けたと思います。ですから、テロ犯罪が発生すればするほど、何とかしろという国民の声が高まることになるかと思いますね。
この記事へのコメント
sdi
日本側が韓国に対して犯罪者引渡しを公式に要請していないことを「日本側は起訴に持ち込むに足る材料を有していない」と誤解した可能性はゼロではないです。しかし、ここまで色々と警視庁がマスコミにネタをサービスしていますから、日本の報道をフォローしていればそんな希望的観測は抱かないと思いますけど。
もしくは、そう言って容疑者に日本への再入国(事実上の自首)を唆した人がいるかもしれませんね。
おじさん
だとすればこの悪人面のアンポンタンはただの鉄砲玉みたいなもので使い捨てでしょうな。
韓国側のことより日本国内でこいつの入国なり爆破テロなりを準備・計画したのが居たのかどうかが重要になるでしょう。
ま、いずれにせよ韓国本国も日本国内の同調勢力も油断ならない危険な存在として警戒すべきでしょうね。
取り敢えずビザ復活と入国審査の厳格化は急いでもらいたいものです。