韓国による産経加藤氏無罪の見返り要求は実るか
今日は時間がないので、極々極簡単な感想エントリーです。
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昨日の産経加藤氏の無罪判決がでてから日韓両国でそれなりに反応がでています。
概ね、政府レベルでは関係改善に期待する発言をしていますけれども、民間レベルではやはりそうではないですね。
日本側は当たり前のことだとした上で、司法が独立していない国だとの印象を強くしたのに対して、韓国側は賛否両論のようです。
ただ、ちょっとこれは、と思うのは、朝鮮日報のこの記事ですね。
朝鮮日報はこの記事で、産経を「記者にとって誤報は致命的なのにもかかわらず、恥とも思っていない」と批判しているのですけれども、加藤氏の例の記事は、朝鮮日報からの引用ですからね。ではその引用元の誤報についてはどうなんだ、というと、朝鮮日報は頬かむりしたままです。
自分の事を棚に上げて、とは正にこの事だと思いますけれども、まぁ建設的な議論ではないですね。
また、韓国政府は、無罪にしてやったのだから、その見返りに慰安婦問題で日本に譲歩を迫っているなどという報道もありますけれども、これも無茶苦茶な話です。全く関係のない話がどうして絡んでくるのでしょうか。
こんな理屈が通るのなら、安倍総理を批判している在日韓国人記者を拘束・起訴して、1年くらい裁判をして、最終的に無罪にしてやってから、見返りに何か寄越せ、というのも出来る筈ですね。強盗とか押し売りの論理です。
外務省は「無罪判決は当然であり、慰安婦問題で日本側がこれまでの主張を変えることはない」としていますけれども当然ですね。
12月18日、自民党の二階俊博総務会長はこの件について「韓国が良識ある判断をしたので、日本も相応の対応を考えることが大事だ。……どちらも威張ってばかりではだめだ。……慰安婦の方々が生きている間に、日本はいっそう解決に向けて努力すべきだ」と述べたそうですけれども、今の国内世論の状況からみて、どこまで本気なのか分かりかねる印象があります。
世論もいい加減、韓国の「ムービングゴールポスト」に嫌気が刺していますからね。いくら日本が努力しようが歩み寄ろうが全く意味がないことが分かってしまっていますから、今更そんなことをいっても「一昨日来てください」と反発されるだけだと思いますね。
もしかしたら、こういう発言をすることで、韓国に対して関係改善のためのポーズを取ってみせているだけという可能性も考えられるのですけれども、仮にそうであったとしても、発言の主が二階氏というのが絶妙なところですね。二階氏であれば、「腹芸」をしても、世間は腹芸とは思ってくれませんからね。
故にこれがポーズであった場合は、その効果は絶大になるというわけです。
真相はどうか分かりませんけれども、少なくとも民間レベルではこれで日韓関係がどうこうはないと思いますね。
この記事へのコメント
路人甲
名無し3
まぁ日本の政治家には不可能なんでしょうねぇ。