靖国テロの波紋は小さなものではない
昨日の続きを極々簡単に……
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今回の靖国テロ事件はどうやら公安が直接調査しているそうですけれども、関与が疑われる防犯カメラに映っていた韓国人の男は、事件前日迄にも映っていて、靖国神社を下見していた可能性が浮上しているそうです。増々計画的犯行だった疑いが濃厚になってきました。
更に現場周辺の防犯カメラの解析から、男は千代田区内のホテルを利用していたことが分かり、公安が家宅捜索を実施したそうですから、もう名前まで割れてるでしょうね。ただ、爆発の発生時間や稚拙な装置の構造などから、過激派グループによるゲリラ事件の可能性は低いとしているようです。
けれども、稚拙とはいえ、男が仕掛けたとされる爆弾は結構危険な代物です。
事件現場のトイレの天井裏から見つかったのは、火薬のようなものが詰まった長さ約20センチの金属パイプ4本と床に時限式発火装置とみられるものが落ちていたのですけれども、普通に考えればこれは「パイプ爆弾」と呼ばれる爆弾になるかと思われます。
パイプ爆弾は、金属やプラスチック製のパイプの中に火薬を詰め、両端を固く密封し、信管や時限発火装置で爆発させるもので、パイプが爆発で破片となって飛び散り、周りに被害を与えます。更にパイプに釘や細かな金属片を内部に詰め込むこともあるようです。
2013年にボストンマラソンで爆弾テロ事件がありましたけれども、使用されたのは、圧力鍋を容器として、中に入っていた金属片が飛び散って殺傷するタイプの爆弾でした。今回のパイプ爆弾も仕組み的には良く似ていますし、もしも近くに人が居る時に爆発したら、怪我人が出た可能性は十分にあります。
このパイプ爆弾は比較的簡単に作れることから、世界でもテロ事件等でよく使われるようです。
今年8月17日、タイのバンコクで22人が死亡、120人余りが負傷する事件がありましたけれども、そこに使われた爆弾もパイプ爆弾だったと見られています。また12月1日にトルコのイスタンブールの地下鉄駅付近であった爆発事件に使われたのもパイプ爆弾だったようです。ですから、結構危険なんですね。
昨日のエントリーでは、韓国当局は「事件を見守る」と事実上、何もしない宣言をしたと指摘しましたけれども、4日、韓国外務省は「靖国神社や日本の右翼によるデモ現場への接近、不必要な対応を自制し、安全に最大限留意する」よう国民に呼び掛け、海外安全情報に関するホームページで、「在日韓国大使館は、日本の警察関係者と接触して真偽を確認中で、日本の右翼団体の特異動向の把握に努めている」と説明しているようです。
これを受け、韓国国内のネットでは 「日本の右翼が嫌韓を煽るために起こした事件だ」とか「日本のマスコミがデマを流している」とか、日本の陰謀説も上がっているようです。
けれども、その不審な男が態々韓国に行っているという報道があるのならば、全力で捕まえて、真相を暴くべきだと思いますね。少なくとも日本に対して捜査協力はすべきです。そうでないと、彼らのいう「日本の陰謀」の疑いは広がる一方で収まることは考えにくいですからね。
一部には、韓国は容疑の男を日本に引き渡さないのではないかとの観測もあるようですけれども、もしも引き渡しされることがなければ、入国審査を厳しくするしかありません。どんなにやりたい放題しても、韓国に逃げればOKとなれば、テロリストの温床になる可能性は非常に高くなります。
確か、今年7月に内閣府がテロ対策に関する世論調査の結果を発表し、「日本でテロが発生する懸念」について、79・2%が「不安を感じる」と答えています。更に先日のパリのテロもあったばかりですから、テロに対する関心が高まっているのは事実だと思われます。
今回の靖国テロについて、韓国当局が事態の深刻さを何処まで認識しているか分かりませんけれども、これで有耶無耶にできるとは思わないほうがいいと思いますね。
この記事へのコメント
白なまず
おじさん
韓国民を愚か者にしたのは他でもない韓国政府及び韓国の言論人それに日本の左巻きたちであり反日教育と捏造歴史教育の成果が存分に出ているわけで自業自得です。
日本のすべきことは、入国審査と永住許可基準を厳しくすること、帰化要件の厳格化、永住許可取り消しのどの懲罰の積極的運用、これ以外にはありません。
もう韓国自身がどうのこうのすることを望むより日本がこのキチガイ集団をどう現実に即して処遇するかの問題ですよ。