謹賀新年2016と日比野庵新プロジェクトについて

  
 皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

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 本年もまた日比野庵ブログを御愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 毎年恒例の煙草税ネタですけれども、流石に今年からは見送りさせていただきたいと思います。元旦に定点観測してましたけれども、いずれも財務省大勝利に終わってますしね。

 何やら、軽減税率の財源に煙草増税をなんて話も出ているようですけれども、また財務省大勝利に終わるのではないかと。

 さて、昨日のエントリーの最後で少し触れさせていただきました、日比野庵10周年記念の新しいプロジェクトの件です。

 その名もズバリ、「日比野庵 ラノベ挑戦プロジェクト」です。

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 ちょっと、色々思う所がありまして、今年から「オリジナル小説」に挑戦したいと思います。

 小説といっても、ライトノベル(通称ラノベ)です。巷の本屋で文庫になって溢れている、"竜と剣士"が出てくるような、アレです。

 その狙いはいくつかあるのですけれども、やはり一番大きいのは「新しい事をやってみたい」なんです。まぁ、去年「連載.jp」にチャレンジするといって、ヘタってしまったという前科がありますので、心苦しいところはあるのですけれども、御寛恕いただければ幸いです。期間はまず5年を目安に置いています。

 小説は連載形式で、こちらの小説投稿サイト「小説家になろう」へのエントリーを考えています。 

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 ここは、誰でも無料で小説を投稿できるサイトのですけれども、その手の人にはもう超有名のようで、登録者数68万人。投稿された小説はなんと36万タイトル以上というとんでもないところです。

 筆者は正直、こんなに小説家志望の人がいるとは思いませんでした。最初みたときは唖然としました。

 ただ、ここは各種出版社と提携していて、実に250タイトル以上が書籍化されています。ここからプロ作家としてデビューされた方もいらっしゃるのですね。

 書籍化された中には「魔法科高校の劣等生」や「ログ・ホライズン」など、アニメにもなった人気作品もありますから、相当なものですね。

 無論、そうはいっても書籍化されたのは、36万タイトル中の250タイトルですから、割合だけでいえば0.07%弱の超狭き門です。

 このサイトにはユーザーの投票によるポイント・ランキング制度が設けられています。以下の計算式で算出しているようです。

 ポイント=お気に入り数×2pt+評価(文章1~5点+ストーリー1~5点)pt

 お気に入り数、つまりブックマークされて2ポイント加算、文章とストーリーの各5点満点で、投稿された小説の最新話の下にでてくる評価の入力フォームに入れれば、その分自動加算される仕組みとなっています。集計は24時間ごと。

 言ってみれば、日比野庵が参加しているブログランキングと似たような形式ですね。ブログランキングは専用バナーをクリックして10pt加算ですから、大体同じです。

 ただ、この「小説家になろう」のポイントは、このサイトにユーザー登録(メールによる認証登録)したものしか投票できない仕組みになっていて、ブログランキングと較べてポイントをいただくまでのハードルは相当高いです。おそらく、90:9:1の法則が思いっきり働いている、と見ています。

 更に、参加ユーザーと投稿される小説数がべらぼうに多いので、その殆どは埋もれて読んで貰えない運命にあります。相当過酷ですね。

 無論、小説投稿サイトは他にもあるようなのですけれども、今のところは最大手の「小説家になろう」をターゲットにしています。

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 実は、2016年の年頭からの連載開始を目標に、去年の10月終わり頃から、書き始めていたのですけれども、小説というものがこんなに大変なものだとは思いもよりませんでした。

 ふんふんと読む分には、さら~~と流していましたけれども、いざ書くとなるとトンデモないことがよく分かりました。ラノベといっても、ライトなのは出来上がった作品だけであって、作成する側はウルトラヘビーです。これ程のものだったとは……。世の作家の方々には脱帽です。ホントに凄い。

 まぁ、今まで読書感想文くらいしか書いたことのないズブの素人がいきなり長編にチャレンジなどというのが、もとより無謀な試みなのかもしれません。年初からの連載はちょっと無理だと計画を見直しています。

 日比野庵では時事評論を書き続けて十年目に突入したとはいえ、評論と小説は全く違うものである、と痛感しています。まず求められるスキルが全然違う。評論に「キャラの掛け合い」なんてありませんもの。

 評論はひたすら"地の文"で解説すればそれでオーケーですけれども、小説では嫌われる文体になります。最初、何も考えずに書いていたら、文庫本換算で二十頁に渡って、一度も会話がないというのも平気でやっていたりしました。後で、小説の書き方について解説しているサイトをみたら、"地の文"で延々と説明するのはNGだと分かって、全部没にしたり、と思考錯誤の繰り返しですね。


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 で、参考のために「小説家になろう」で洪水のようにアップされる他のユーザーの方の小説を読ませていただいたりしているのですけれども、皆さん、文章がメチャ上手いのですよ。こんなに上手いのに人気が付かないどころか、読まれもしないのが多数あるというのは、中々厳しい。ランキングが上がってくれば、目にされる機会も増えるのでしょうけれども、モチベーションの維持も大変そうです。
 
 まぁ、筆者もブログランキングに参加させていただいていて、その手の葛藤というか苦しみは理解している積りですけれども、「小説家になろう」ではそれが更に極端化している気がしますね。

 ただ、「小説家になろう」に投稿される小説は本数も多いですけれども、未完の作品もまた多いです。一説には五割から六割が未完のまま放置されていると言われています。この現象を「小説家になろう」では「永遠の」を意味する英単語のエターナルを捩って「エタる」というそうです。

 途中でエタってしまう確たる理由は筆者には分かりませんけれども、いろいろ見ていると、完結までの道筋が充分見えていないまま、勢いで連載を始めたはいいものの、途中で収拾がつかなくなって、結局「エタる」なんてケースもあるようです。

 筆者はそんな事はしたくありませんので、完結まで書き切ってから、順次連載投稿する計画でいるのですけれども、道のりは長い。

 けれども、「小説家になろう」に投稿される他の方の投稿ペースをみていると一日に何話も投稿するのが普通にあって、ちょっと書くペースが尋常ではないですね。よくあれだけの文字数をあの短期間で書けるものだと感心してしまいます。まぁ書き溜めしているのかもしれませんけれども。

 筆者が、昨年十一月、十二月に書いてみた感触からいくと、筆者では毎日五百字から一千字が精一杯ですね。なんでもラノベで文庫一冊分の文字数は十二万字~十五万字くらい必要になるそうですから、毎日一千字書いたとしても百五十日、大体五ヶ月は掛かることになります。これは書く事が決まっての話ですから、プロット、構成、推敲を考えるとそれ以上の日数が必要になりますね。

 ということで、筆者は目下のところ、一年に一本あたりを目標に置くことにしました。やり始めてみてから、大変な世界だったと分かってしまったのですけれども、とりあえず、今年最低一本は完成させます。

 連載開始の日取りが見えてきた段階で、また日比野庵で告知させていただきたいと思いますけれども、筆者にとって非常にチャレンジブルとなった「日比野庵 ラノベ挑戦プロジェクト」、応援いただければ幸いです。

 今年一年、よろしくお願いいたします。

この記事へのコメント

  • 白なまず

    あけましておめでとうございます。作家デビュー楽しみにしてます。亡国のイージスの作者は警備会社に勤めながら頑張って人気作家になりましたね。辛抱は作家の糧になるのかもしれません。

    【2016年、災いは海からやってくる】だそうです。
    http://www.moira-net.com/
    軍事衝突なら尖閣諸島、南支那海、、、災害なら東海、東南海、南海地震による津波、、、はたまた火山島の噴火、、、日本海ならロシア、支那、北朝鮮、韓国関連でしょうか。事前に心配りしておけば慌てることも少なくなると思います。世界中が大混乱になっても日本は大丈夫だと信じて気を引き締めると無難になると思います。経済は大晦日にコメントしたとおりです。為替、原油、株式市場は上下に激しく動くと思います。
    2016年01月01日 11:46
  • ミモロン

    今年もどうぞよろしくお願いいたします。

    脳科学の観点から見ても、創作は分析とは異なる作業だそうですから、
    思索を練るプロセスだけでも色々な変化がありそうですね。

    創作系クラスタの話だと、短編・長編に限らず、ひとつの作品が完結するだけでもスゴイ事だとか…
    作品を拝読できる日を、楽しみにしています。
    2016年01月01日 16:57
  • 泣き虫ウンモ

    文系と理系の境界線も、実を言うと曖昧なようですから好きなようにやることが真実に近いかも。

    ○○○○宇宙船で地球にきて、ドタバタ劇を起こすエイリアンの話も面白いと思います。
    2016年01月02日 00:39

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