南シナ海のソマリア化(+ラノベプロジェクトの告知)

 
今日はこの話題を極々簡単に……。

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2月16日、アメリカのFOXニュースは中国軍が南シナ海・パラセル諸島のウッディー島に地対空ミサイルの発射装置やレーダーシステムが配備されていると報じました。

FOXニュースは、中国軍は2個大隊を配備し、最新型の紅旗9とみられる地対空ミサイルの発射装置8基やレーダーシステムが確認できたとしています。

紅旗9は、中国が開発したアクティブレーダーホーミング長距離地対空ミサイルです。

アクティブレーダーホーミングとは、ミサイルなどの飛翔体が自分でレーダー波を出して、目標を自動で追いかけていく方式のことで、外部からの誘導が要らない誘導方式のことです。

実用高度最大30,000m、最大射程距離120Kmあります。尤もアメリカ政府筋は、射程125マイル(約201キロメートル)の防空ミサイル・システムだとしていますけれども、何れにしても周辺海域に脅威になることは間違いありません。

中国は、人工島を軍事化しないなどといっていましたけれども、また口だけだったということです。

中国による人工島の軍事要塞化のスピードが加速していっているようにも見えます。もしかしたら、アメリカの大統領選が終わるまでに既成事実を作っておきたいという思惑があるように見えなくもありません。

完全に確信犯というか、分かってやっている感じですね。

2月16日、オーストラリアのビショップ外相が会見し「中国による南シナ海の島を巡る問題は、習近平国家主席がワシントンで『施設は軍事化しない』と話した点について、これから中国を訪問した際に詳しく聞きたい。特に中国が指摘している『公共財にアクセスできるようにする』という見解について詳しく確認するつもりだ」とコメントしていますけれども、適当にあしらわれて終わるような気がしますね。

このままだと、本格的にシーレーンが危なくなります。

なんとなれば、南シナ海を航行する石油、天然ガスのタンカーを、海自のイージス艦などがエスコートしながら航行しなくてはならなくなります。

中国を増長させることのリスクの自覚と対策を日本のみならず、周辺国や世界のレベルで考えておくべきだと思いますね。



◇◇◇ 閑話休題 ◇◇◇ 


 今年の正月のエントリー「謹賀新年2016と日比野庵新プロジェクトについて」で告知させていただきました、ラノベ挑戦プロジェクトですけれども、ようやく目途がつきました。問題なければ、今週末の金曜日の夜から「小説家になろう」で連載を開始いたします。

 題名は「異世界の彼女が僕の心を覗き込む」です。

 本当はもっと普通のタイトルにしたかったのですけれども、ラノベっぽくということで……。
 ジャンルは一応ファンタジーです。題名に「異世界」とありますけれども、竜も剣も出てきません。
 ボーイミーツガールのSFファンタジー学園物で、現代が舞台です。

 話数は今のところ52話で一話辺り2000~5000字程度。全部で17万字超。文庫本換算で大体400ページくらい。……ここまでくるのに実に長かったですね。小説を書くのがこんなに大変だったとは……。改めて、作家の方に敬意を表します。ホントに凄い。 

 でも、実はまだ、推敲と加筆をしています。ただまぁ、ほぼ書き終えましたので、連載しながらの修正でなんとかなりそうと踏んでいます。
 
 あらすじ(掴み)はこんな感じです。

「名門進学校の入学式の朝。最近よく見る夢のせいで遅刻しそうになった主人公(智哉)は、近道をしようとして、不良に絡まれピンチになる。智哉は、そこに現れた一人の美少女に助けられる。彼女は智哉と同じ学校の新入生であったが、彼女にはある目的と使命があった……」

 竜も剣もありませんけれども、ラノベでありがちな要素を出来る限り詰め込んだ積りです。科学ネタも少し混ぜていますけれども、日比野庵のエントリーも、小説とタイアップする形で、同じネタでエントリーすることも考えています。

 連載中は、日比野庵からもリンクを張りますので、ブクマおよび評価ポイントで(「小説家になろう」にユーザー登録要。トップページ左上から)応援いただければメチャ励みになりますです。

 連載開始したら、改めて告知させていただきます。

この記事へのコメント

  • 774

    >「異世界の彼女が僕の心を覗き込む」

    wktk ((o(´∀`)o))
    2016年02月18日 16:01

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