国連女子差別撤廃委員会で蠢く工作
今日はこの話題です……
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3月7日、国連女子差別撤廃委員会は慰安婦問題を含む日本に関する最終見解を発表しました。
最終見解では、「慰安婦問題が第二次大戦中に締約国(日本)の軍隊により遂行された深刻な人権侵害であり被害者に影響を与え続けていると考える」と指摘。日韓合意については「合意を履行する際、被害者の立場に正当な考慮を払い、彼女たちの真実・正義・賠償への権利を確保する」よう勧告し、慰安婦問題について「歴史的事実が客観的に学生や一般の人々に提供されるようにすること」など教科書に記述するよう求めました。
まぁ、言いたい放題ですね。
この最終見解について、日本政府関係者は「杉山氏が行った事実関係の説明が全く考慮されていらず、受け入れられない。日韓合意への批判も的外れだ」といっていますけれども、"歴史的事実が客観的に学生や一般の人々に提供されるようにする"ことを忠実に行うのであれば、それこそ「強制連行はなかったこと」や韓国がこれまでついてきた嘘を一切合財白日の下に晒せばいい。
まぁ、これは遅きに失したながらもようやく日本政府が始めたことですから、勧告に従って、"強制連行など一切なかったという歴史的事実"を提供していると反論したっていいわけです。
今回の勧告の問題はそれだけではありません。
今回纏められた勧告の最終見解案に皇位継承権が男系男子の皇族だけにあるのは女性への差別だとして、皇室典範の改正を盛り込んでいたことが明らかになりました。
日本に提示された最終見解案では「委員会は既存の差別的な規定に関するこれまでの勧告に対応がされていないことを遺憾に思う。……特に懸念を有している……皇室典範に男系男子の皇族のみに皇位継承権が継承されるとの規定を有している」とし、母方の系統に天皇を持つ女系の女子にも「皇位継承が可能となるよう皇室典範を改正すべきだ」となっていました。
日本側は4日にジュネーブ代表部公使が女子差別撤廃委副委員長と会い、皇位継承制度の歴史的背景などを説明して「女子差別を目的とするものではない」と反論し削除を求めたのですけれども、副委員長は内容に関する変更はできないが、日本側の申し入れを担当する委員と共有するなどと応じたようです。
最終的にはこの部分は削除されたのですけれども、削除したことについて、委員会側から日本政府への事前連絡はなかったそうです。
この皇室典範に関しては、2月16日の対日審査だけでなく、日本政府が昨年9月に提出した報告でも触れられておらず、過去の最終見解でも言及されたことはありません
外務省によると、2003年7月の対日審査で、皇太子ご夫妻の長女、愛子さまが女性天皇になる道を開くために「皇室典範の改正を検討したことがあったか」との質問が出たことがあっただけだそうですから、全くの騙し打ちですね。
それ以前に、日本の皇室典範に口を出すのは内政干渉でしょう。国家元首の在り方に口をだす訳ですからね。無論、国連にそんな権限はありません。
日本政府高官の一人は「日本に関する見解をとりまとめた委員は中国の人だ。いろいろな思惑があってやっているのだろう」と述べています。
高官によると、今回の見解を取りまとめたのは中国人委員(Ms. Xiaoqiao Zouとの説あり)とのことですけれども、中国は皇室の廃絶を目論んでいるという説があります。これはもう大分昔から指摘されているのですけれども、『中国共産党・日本解放第二期工作要綱』に記されています。
この文書には中国共産党の日本解放工作組の目標として第一期、第二期、第三期と三つに分け、それぞれ第一期・我が国との国交正常化、第二期・民主連合政府の形成、第三期・日本人民民主共和国の樹立─天皇を戦犯の首魁として処刑となっています。
この文書は1972年に歴史家の故・西内雅氏がアジア諸国を歴訪した際に入手したものであると報じられたのですけれども、第二期というのは田中角栄内閣成立後のことを指します。
中国がこの工作計画どおりに動いているとするならば、今回の最終見解案に皇室典範への介入を入れ込んできたことは、既に第三期の工作に入った証左なのかもしれません。軍事評論家の佐藤守氏は「中国の対日戦のバイブルであった『第2期対日工作』はほぼ完遂し、今や第3期に入っている」と指摘しています。
また、チベット出身の政治学者、ペマ・ギャルポ氏も中国の工作について警鐘を鳴らしています。
国連(連合国)を舞台に情報戦が行われていることをはっきりと自覚して、きちんと反論・反撃することをしないといけないと思いますね。
この記事へのコメント
白なまず
ひふみ神示でも最後の一厘としてダビデの末裔が勝利を産み、勝利が封印を解き、最後の審判でキリストの再臨となるでしょう。勿論、勝利はすでに生まれています。年齢は今年54才でしょう。何故なら2018年7月末ごろに、56才7ヶ月に成るからです。これは弥勒の世が訪れる56億7千万年と同じ数で、2018年7月に弥勒の世に成るからです。
白なまず
【No.340ユダ族の獅子、日本】
http://www.geocities.co.jp/Outdoors-River/7540/m340.html
テキスト:黙示録
5:1 また、私は、御座にすわっておられる方の右の手に巻き物があるのを見た。それは内側にも外側にも文字が書きしるされ、七つの封印で封じられていた。
2 また私は、ひとりの強い御使いが、大声でふれ広めて、「巻き物を開いて、封印を解くのにふさわしい者はだれか。」と言っているのを見た。
3 しかし、天にも、地にも、地の下にも、だれひとりその巻き物を開くことのできる者はなく、見ることのできる者もいなかった。
4 巻き物を開くのにも、見るのにも、ふさわしい者がだれも見つからなかったので、私は激しく泣いていた。
5 すると、長老のひとりが、私に言った。「泣いてはいけない。見なさい。ユダ族から出たしし、ダビデの根が勝利を得たので、その巻き物を開いて、七つの封印を解くことができます。」
日本男児は 心に帯刀を (A.H.)月光
皇位継承は大和民族たる日本独特の皇統であって、永き和の国を支えてきた。 これは日本人だけが関与することなのだ。
世界中の国々が(創っては 滅び)を繰り返してきたが、現存する最も長い歴史を持つ日本の優れた国家形態を手本に見習おうとするのなら ともかく、女性差別だと批判する国連は自らの欠点に気づくべきだ。 日本への批判の裏に中韓の思惑が働きかけているのは 分かりきったことだ。 日本の骨格を崩そうという意図がはっきりと伝わる。 主権侵害も甚だしい。 国連は、そもそも戦勝国連合(UN)として設立した組織であり、対立する常任理事国は拒否権の出し合いばかりで、正義がいったいどこにあるのかと思わざるを得ない。 許せざる特権を振るうパーマネント・ファイブが牛耳っているという、問題の多い自己矛盾した 歴史の浅い組織なのだ。
国連は(多種多様な文化を持つ国々の集まりであるという基本認識に立ってこそ集える場)であることを認知すべきだ。 世界の(紛争・迫害・貧困・食料・災害・医療・教育・文化)の諸問題と組織改革に取り組めば良いのであって、一国の皇位継承には、国連機関が一切関わる話しではなく、その権利もない。 そこへの干渉は文化破壊行為と云っても過言ではない。