乗っ取られる民進党

 
今日も感想エントリーを極々簡単に……

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6月4日、5日にJNNが行った世論調査によると、内閣支持率は前月より0.6ポイント上昇の55.2%、不支持は0.5ポイント下がって42.9%となりました。

また、消費税率引き上げの再延期についても54%が評価。評価しないが34%と、これも支持が上回ってます。更に増税再延期について衆院解散しなかったことについても、「解散・総選挙する必要はなかった」が60%、「解散・総選挙すべきだった」が27%と高く支持されています。

別の世論調査でも、内閣支持率は不支持率を上回っていますし、政党支持率も自民が20%から30%あるのに対して、野党は軒並み一桁前半です。参院選挙一月前でこれですからね。まぁ、勝負は下駄を履くまで分からないといいますけれども、ほぼ大勢は決してしまっているように思われます。

民進党の岡田代表は記者会見で、参議院選挙では、憲法改正を目指す勢力が改正の発議に必要な3分の2の議席を確保することを阻止したうえで、議席の上積みを目指す考えを述べていますけれども、現実には厳しいと思います。

少し前に散々騒いでいた野党共闘の話題もあまり聞かないですね。

ただ、水面下では動きがあるようですけれども、すんなりとは中々行かないようです。

6月6日、連合の神津里季生会長が政治団体「国民怒りの声」代表を務める小林節慶応大名誉教授と東京都内のホテルで会談し、「全野党が一つになって戦うべきだ。民進党の名前に結集してくれないか」と民進党との共闘を提案したそうなのですけれども、小林氏は「政策を打ち出せない民進党と一緒にやっても意味がない」と述べ、協議は決裂したそうです。まぁ、正論ですね。

なんだか、「野党共闘」をするにせよ、しないにせよ、民進が旗を振って野党を糾合しようとしているようには、言えませんね。むしろ存在感という意味では共産党の方が上なのではないかという気がしますね。

これについて、石破・地方創生相はBSフジの番組で「私はね、杞憂かもしれないけど、知らず知らずのうちに共産党に乗っ取られるようなことは頼むから勘弁してもらいたい。やはり、そこはあまり共産党をなめないほうがいいですね。私はずっと、予算委員会や自分の所管委員会で聞いててね、共産党の言っていることは昔みたいな教条主義じゃなくなりましたよね。軍事費削って福祉に回せとかね、そういう話はなくなってきた。一般の人がフレンドリーな感じを持つようになってきた」と述べています。

民進党は、自らの政策を練ることも打ち出すことも出来ないままで、票集めの為に他党と妥協を繰り返すならば、民進党に政策は、妥協を要り返した数の分だけ削り落とされた薄っぺらいものになるのではないかと思いますね。

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