昨日の続きを極々簡単に……
ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。
6月13日、東京都議会の総務会は舛添都知事の政治資金私的流用疑惑を巡り、集中審議を行いました。その内容は、もう既に色んな所で報じられていますから、繰り返しませんけれども、やはり、千葉のホテルで面談したという「新聞記者出身の出版社社長」が誰かというのが中心になりました。
この質問に対し、舛添都知事は「政治の機微に関わるため、政治家の信義として外に出せない。名前を明らかにするのはご容赦願いたい」とこれまでの説明を繰り返すだけでした。
一部にはこの「新聞記者出身の出版社社長」は既に死亡しているなんていう説も飛び交っています。
こちらに審議のやりとりがアップされていますけれども、流石の鉄面皮舛添都知事も段々と追い込まれている様子が伺えますね。
特に、共産の曽根議員からの出版社社長および宿泊に関する質問には「記憶が定かでない」を連発しています。領収書と明細を切り離していることを追及されている辺りなどしどろもどろです。
流石に、これでは説明責任を果たしているとは思えないし、聞いた都民も納得しないでしょう。記憶が定かでないのなら、宿泊先のホテルに問い合わせるなりすればいいだけです。ホテルであればチェックインとチェックアウトの記録は残してある筈ですしね。
集中審議が終わった段階で自民党を除く公明党、共産党、民進党の3つの会派が辞職を求めていますけれども、まぁ、当然そうなるでしょうね。また、辞職を求めなかった自民にしても、舛添都知事の説明に納得していません。集中審議で質問に立った自民の鈴木議員は冒頭次ぎのように述べています。
鈴木議員「13時間、これだけ時間費やしているのに、誰一人知事の言葉に納得していない。説明責任が果たされていると誰も思っていない。資質を問う声が日増しに高まっている。みんな怒ってるんですよ。この鈴木委員の確認に対して舛添都知事は「しっかりと私の言葉でお答えしたいと思います」と答えているんですね。
自民が求めるのは2つ。知事自身が説明責任をはっきりすること。そのうえで身の処し方、けじめをつけること。弁護士の調査結果を理由に説明することから逃れることは許されない。知事自身の言葉で説明できる最後の機会になるかもしれない。通り一遍の謝罪はもうたくさんだ。真摯に明確に答えることをお約束いただけますか?」
にも拘わらず、その後の答弁はいままで通り、少しも明確ではないし、しっかりと答えていない。ちょっと信頼回復には程遠いですね。
不信任決議が可決する可能性が高くなったと思います。
尤も、舛添都知事自身もそれは薄々感じているようで、審議の最後で次のように述べています。
本当にこれまで大変なご迷惑、ご心配に陳謝申し上げたい。東京を世界一にとの思いで知事になった。私の一連の問題でさらなるご迷惑をかけた。私は自分なりの説明をしようと思いましたので、信頼できないという声があったので、弁護士に厳しい目で調査報告書を出していただいた。主に国会議員のことですが不適切との指摘。まずいろんなことで身を処していかなければいけない。まずは湯河原は売却。不適切と指摘された項目については返金し慈善団体のようなところに寄付したい。政治資金で購入した美術品も都立病院や福祉施設におつかいいただきたい。一般質問終わったあとに歳費カットも申し出た。全額返上したい。しかしさらなお厳しいご批判あるのは胸に刻み、不信任案を提案したいということがあるので、極めて重く受け止めております。このように舛添都知事は、不信任決議が可決されると、リオ五輪の時に選挙になるから少し待ってくれと泣きを入れてきました。これは平たく言えば、条件闘争です。舛添都知事の目にも辞職コースがらちらちら見えてきているのかもしれません。何せ、給与の全額返上まで言い出すくらいですからね。
伏して皆様にお願いしたいことがございます。それは、もし、私に対する不信任案が可決された場合は、私が辞任するか、議会を解散するという選択を迫られます。いずれにしましても選挙となります。その時期がどうしてもリオに重なります。次期開催都市でこういう選挙をリオのときにやるというのは、2020年にとってマイナス。もちろん私の不徳のいたすところであることは重々承知しておりますが、どうか猶予をいただきたい。私が知事の座に恋々としているわけではない。都政のため、都民のため、働きたいと思っております。いま、知事として選挙してリオと重なるので、どうしても公益にそぐわないと、極めて厳しい判断をしていることであります。どうかこの時期を猶予していただいて、私が都知事としてふさわしくないとご判断をなさるときはご判断いただきたい。
まぁ、これだけ叩かれても平然としていられるだけの鉄のメンタルの持ち主ですから、本当の所は分かりませんけれども、不信任決議を出されることを相当嫌がっていることは間違いなさそうですね。
この記事へのコメント
あじさい通り
増やして、新宿のコリアンタウン化を狙っているのかも。ロッテ新宿工場の
跡地を塩漬けにしているのも、あそこを韓国の日本進出の拠点にしようと
考えているのかもしれませんね。そこから日本での政治運動でも始められたら
かないません。
西武線沿線を見てみると、結構自衛隊・米軍関連施設が沢山あります。
練馬、朝霞、入間、立川、横田などがありますね。
韓国学校を建ててキャパシティを上げて、韓国人が増えだしたら国防上も
大問題になりかねません。この場に及んで固持するのは理由がありそうです。