鳥越氏、支持率3位に転落す
更にこの話題を極々簡単に……
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7月22日から24日に掛けて、報道ベンチャーのJX通信社が、都知事選の情勢調査を行いました。
それによると、鳥越氏は、告示直前の12、13日時点ではトップだったのですけれども、その後の調査では回を重ねるごとに支持は下落。最新調査でとうとう増田氏にも躱され、3位に転落したようです。
小池氏、増田氏がそれぞれ無党派の態度未定者を取り込んで支持を伸ばしたのに対して、鳥越氏のみが微減という結果になったそうですから、流れが無くなったといっていいように思いますね。
これもやはり、例の女性問題スキャンダルが効いていると言われていますし、また、政策面でも不安があるという指摘もあります。
まぁ、知名度を頼りに出てきた人が、スキャンダルともなれば、マイナスにしか働きません。鳥越氏の街頭演説、応援演説は回を重ねる度に聴衆が減っている様子ですし、見たまんまの結果になっていると言えるかもしれません。
特に鳥越氏の演説の酷さはもう、広く知れ渡ってますけれども、今や、話せば話す程ボロが出るような感じです。
鳥越氏は、24日の新宿街宣では、人集めをしたいのか、太鼓を叩かせて、プラカード隊に躍らせていたようですけれども、これはもう政策はそっちのけでテレビ映りを念頭においたやり方に見えて仕方ありません。確かに太鼓や歌で、"お祭り"状態にして、支持を集めるというやり方はそれなりに効果はあると思います。けれども、それだけで全てをカバーしようとするのは無理があると言わざるを得ません。
また、その歌による客寄せも問題ではないかという指摘もあります。
顰蹙を買った鳥越氏の巣鴨での街頭演説で、歌手の森進一氏に持ち歌を披露させていましたけれども、あれは、
公職選挙法・第199条の2第1項に違反しているのではないかというんですね。
第199条の2第1項は「公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。以下この条において「公職の候補者等」という。)は、当該選挙区(選挙区がないときは選挙の行われる区域。以下この条において同じ。)内にある者に対し、いかなる名義をもつてするを問わず、寄附をしてはならない。」と定められています。選挙区の誰かに寄付(利益供与)をしてはならない、ということですね。これは要するに「金で票を買うな」ということで。当たり前の話ですね。
ところが、プロの歌手である森進一氏の歌はただで聞くことができない、つまり代金を必要とするものですから、それを勝手に聴衆には聞かせてはいけない、ということになります。
※その意味では、応援演説の度に、持ち歌を披露する松山千春氏も同じですが。
ここまで危ない橋を渡って、野党四党で擁立した候補が、分裂選挙となった与党候補二人の後塵を拝することになるとしたら、そのダメージは決して低くありません。おそらく、何故、あの候補者にしたのかといった辺りから始り、野党4党の関係がギグシャクするかもしれませんね。
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