都知事選後と都議会のドン

 
今日は時間がないので、この話題を極々簡単に……

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都知事選は小池氏有利の報道が増えてきました。一部には、選挙後の話題もちらほら出だしていますね。

小池氏は日刊ゲンダイのインタビューで「都政の改革は急がば回れ。改革を目指す多数派をつくっていくのは、王道だと思っています。有能な新人であれば、どこの所属だろうと応援したいし、来年夏の都議選では改革志向の候補を支援します。党派を問わずにね」と答え、都連の一部、もしかしたら一人と闘っている、と発言していますね。

その一人が誰か興味のある所ですけれども、選挙が始まる直前は都連に喧嘩を打ってみせ、勝ちがみえてくると、全面対決は避け、味方になってくれそうな人は味方につける、というやり方に切り替えてきているように見えます。やはり勝ちが見えてきているのでしょう。

こうなると、焦るのは都連です。

小池都知事が受け入れられなければ、不信任を突きつけるしかありませんが、小池氏はそのときは冒頭解散する、と言っています。今の都知事選の流れで解散なんぞすれば、票は小池氏側に流れるでしょうからね。都連議員は日和って、小池氏側につくか、あくまで反対の立場でいくかの選択を迫られるわけです。

こちらの方は既に宣言済みかつ選挙ですからね。都連の「議員本人だけでなく親族も含めて除名等の処分対象とする」文書とは訳が違います。それを考えると不信任を出せる程の力はないのではないかと思いますね。

となると、今度は逆に「一族郎党処分」文書を出した都連幹部の責任が問われることになります。小池氏のいう都連の一部、もしくは"ひとり"がターゲットになるわけです。

こうした状況になってくると、いよいよその"ひとり"を狙った報道が出てくるものです。

週刊文春がこちらで、「都議会のドン」といわれる内田茂自民都連幹事長が役員を務める会社が、複数の東京オリンピックの施設工事を受注していたという記事を出しています。

今まで、内田氏がマスコミに取り上げられることはそれほどなかったと思いますけれども、小池氏の出馬と都議選の注目と相俟って、炙り出されたというか、注目を浴びることになった訳です。

まだ都知事選が終わったわけではありませんし、投票はこれからですけれども、水面下では、選挙後を睨んで動きだしているとみてよいかもしれませんね。

この記事へのコメント

  • sdi

    >小池都知事が受け入れられなければ、不信任を突きつけるしかありません
    え?「都民の意思を尊重する」とかいって、しらって都議会の議員席に座ってるんじゃないですか?
    小池都知事に嫌がらせするとしたら、これほどの厭味ないやがらせはないでしょう。
    不信任ださないから議会の解散はできない、小池都知事は公約違反、自分たちの議席は安泰、と短期的視野だけでみたらいいことずくめですよ?
    2016年07月28日 00:49

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