今日はこの話題を極々極簡単に……
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7月28日、慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき、元慰安婦の支援を行うための財団「和解・癒やし財団」が韓国政府の手により発足しました。
財団理事長には、財団設立準備委員会の委員長を務めた金兌玄・誠信女子大名誉教授が就任。理事には、日本研究者や元外交官、弁護士や政府関係者ら10人が就任するようです。
これを受け日本政府は8月にも10億円を拠出する方針と伝えられています。
ここで、 日韓合意における日韓両外相共同記者発表の内容を確認すると、今回の財団設置は岸田外相の次のコメントが該当すると思われます。
(2)日本政府は,これまでも本問題に真摯に取り組んできたところ,その経験に立って,今般,日本政府の予算により,全ての元慰安婦の方々の心の傷を癒やす措置を講じる。具体的には,韓国政府が,元慰安婦の方々の支援を目的とした財団を設立し,これに日本政府の予算で資金を一括で拠出し,日韓両政府が協力し,全ての元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復,心の傷の癒やしのための事業を行うこととする。このように韓国政府が財団を設立し、それに対して日本政府が資金を出すと謳っています。
今回日本が早々に資金を出すことについては、甘すぎる、慰安婦像を撤去してからだ、などと批判の声も上がっていますけれども、早期提供は、15~16日にモンゴルで開かれた「アジア・ヨーロッパ首脳会議(ASEM)で、朴大統領が安倍総理に『責任を持って合意を履行して行く』と明らかにしたため」との報道もあります。
ASEMでは公式な日韓首脳会談は無かったように記憶していますけれども、どうやらASEM晩餐の時、朴大統領が安倍総理の隣に座り対話したようです。
ここで安倍総理をして、資金を出すことが問題ないと判断できるだけの何かがあったのか。ちょっと分かりません。
因みに日本側が今回履行する項目と対になる韓国側の外相コメントは次の通りです
(2)韓国政府は,日本政府が在韓国日本大使館前の少女像に対し,公館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知し,韓国政府としても,可能な対応方向について関連団体との協議を行う等を通じて,適切に解決されるよう努力する。どうみても、慰安婦像撤去、またはそれに準ずる対応が合意されていますね。日本側が資金を出した後、慰安婦像を撤去するのか。韓国政府が強権を発動しない限り難しいような気もしますね。
普通は資金を出すにしても、まず半分を出して、相手が合意を履行することを見届けてから残りを出すというようなやり方をすると思うのですけれども、合意事項にはちゃっかりと"資金を一括で拠出"とあります。もしかしたら、今の事態を予測して、韓国側がねじ込んだのではないかと穿った見方もしたくなります。
既に韓国ではこの「和解・癒やし財団」に反対する"市民団体"が抗議し、財団の金兌玄理事長に護身用のカプサイシンを噴射するという事件が起きています。ノッケから暗雲立ちまくりです。
まぁ、内ゲバといえばそれまでなのですけれども、韓国が合意を守るのは、いい所、五分五分ではないかと思いますね。
この記事へのコメント
TAMIDA☆★☆
日本政府はそれが分かってても危惧する国民の意思を無視して拠出することは間違え無いでしょ。
何故ならアメリカが合意を迫ったミサイル防衛システムの取り入れを韓国が決意して此方側に一応のこった形ですから。
謂わば駒にされた形ですね。
敗戦国は続くよ何所までも
ちび・むぎ・みみ・はな
後は知らん振りをする.
「新しい国へ」もそうだし,
TPPもそうだし,
消費税もそうだったし,
日韓合意もそうだ.
10億円払ったらどうなるのか.
どうもなりもしない.
お金を払わせたと言う記憶が朝鮮半島に残るだけ.
TAMIDA☆★☆
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12169-28069/
此れ↑
cocoevec
原点が何処かに置き忘れた此の問題、パクソネ大統領のお父さんが終戦処理をして娘が落ち度を問い
今回の10億円も同じ事なのでは、国内を納得する事が出来ないままでは父親と同じかも
戦後70年日本は原爆被爆国として前を向いて真面目に進んで来たから今が有ると思う日本人で良かった、やはり勤勉で真面目だから世界に評価頂けると思っています。