幸福実現党はまだ勝てないか

 
今日は時間がないので、雑談エントリーです。

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当、日比野庵ブログでは、姉妹ブログとして「日比野庵新館」というのがあります。

新館といっても、2014年以前の記事をメインに乗せているだけで、こちらの本館からも過去記事のリンクを張ることがありますけれども、ほぼアーカイブ扱いのブログです。

新館での過去エントリー記事は、ツイッターの自動ツイートで呟かせているだけで、普段は殆どアクセスがありません。新館ブログトップ画面右バー中央に、「人気記事」という欄でPVのベスト7のリンクがありますけれども、これは毎日自動集計されるものです。普通はベスト7でも10PVからせいぜい20PVくらいまでしかありません。

ところが時折、特定の記事だけ急激にPVが伸びることがあります。その理由は、著名人のツイートで触れられたり、その記事と関連した内容をテレビでやって検索して読みに来ていただくケースが多いようです。

例えば、最近では「幻想の平和(「幻想の平和」纏めメモ 第1回)」が急激にPVを伸ばしたことがあったのですけれども、これはどうやら地政学者の奥山真司氏がツイートで紹介いただいた影響のようです。

また、一般的にPVは伸びない傾向がある科学技術系のエントリーで、「クロスモーダルな仮想現実」という、少々マイナーなエントリーが伸びたことがありました。これもPVが伸びる少し前にNHKの「クローズアップ現代+」でクロスモーダルについて放送したことが影響したようです。

ということで、筆者は、新館の人気記事で急にPVを伸ばしている記事があれば、それをチェックしたりしています。

前置きが長くなりましたけれども、ここ数日は「幸福実現党はなぜ勝てないのか」というエントリーがPVを伸ばしています。まぁ、参院選ですから、そちらの関係者の方が読まれているのかな、とは思いますけれども、あの記事はもう2年も前に書いたものです。では今ならどうなのか、ということで、ちょっと感想をエントリーしたいと思います。本当に印象だけでの放談になりますので、御気に障っても御容赦ください。


では、今回の参院選で幸福実現党は議席を獲得できるのか。

結論から先にいいますと、題名でも上げさせていただいたとおり、恐らく今回も無理だと思います。理由は基礎票が少なすぎるからです。

こちらのブログに前回2013年の得票数がありますけれども、20万票にも届いてないですね。また、こちらに前回の衆院選比例代表の得票数がありますが、こちらは26万票程ですね。ただ該当のブログでは選挙毎のばらつきが大きいと指摘されています。

幸福実現党については、過去何度かエントリーしたことがありますけれども、2011年に「幸福実現党の実力ついて検討する 前編」のエントリーで幸福実現党の党員数を見積もったことがあります。この時は約7~8万人と弾いたのですけれども、今はどうでしょうか。8万人が家族票なので2票づつ引っ張ってきたとみて24万票ですから、下手をすると余り変わってないのかもしれませんね。

議席を取るには、今の10倍くらいは欲しいところです。ですから「爆発的な何か」がない限り厳しいかと思いますね。

これまで幸福実現党の存在をマスコミが無視してきた影響だという声も一部あったように思いますけれども、では、マスコミが一斉に「幸福実現党」推しをしたとして、それが議席にまで結びつく「爆発的な何か」になるかと考えてみればいいと思うんですね。

これはただの印象(予想)にしか過ぎませんけれども、たとえマスコミが「幸福実現党」を大きく取り上げた時の世間の反応は「良い事は言っているけど、それなら与党にやらせておけばそれで済む」くらいではないかと思うんですね。まぁ、キツい言い方ですけれども、政治団体というか政治家としては余り見られていない印象を受けますね。つまり、マスコミが取り上げてくれても、議席に届くまではいかないだろう、ということです。

そう思ってしまうのも、今の安倍政権がやってきた或はやろうとしていることが幸福実現党の主張とダブっているところが多いというのも関係しているかもしれません。要は「幸福実現党はなぜ勝てないのか」のエントリーでも述べたように、シンクタンクとして扱われている、ということです。

ただ、これからも全く望みがないかというと、そうでもない。なぜなら地方議員レベルだとちらほら当選しているからです。

先の「幸福実現党はなぜ勝てないのか」でも述べましたけれども、政治家は有権者のニーズを吸い上げることも仕事の一つです。地方議員はその最たるものですね。そこで当選しているのが今後の力になる筈です。

確か、今は無き、みんなの党が党の規模の割には当選者を出していることを不思議に思って、調べたことがあるのですけれども、みんなの党には地方議員が意外と多く、地方組織がしっかりしていたという記憶があります。地方議員は国政選挙を支える大きな力ですからね。ここを地盤固めすることで自力がついてきます。

ただ、昔に比べると幸福実現党を支持する"水位"は上がっている感じはします。まだまだ地面の下、奥深くの"地下水"状態なので、表には見えてきませんけれども、ネットの反応でたまにチラチラと見かけるので、じわりと水が染み出す程度にはなっていると思います。おそらく「シンクタンク」としての影響力が可視化されつつあるのではないかと思います。

まぁ、まだ先は長いと思いますけれども、望みはゼロではない。今回の参院選ではどうなるでしょうか。

この記事へのコメント

  • KRA

    私は、今、マスコミに言いたい。選挙は7月10日なのに、7月6日の新聞を見たら、どこの党が何議席取るかが書いてある。マスコミは、「世論調査をして書いているから、国民の代弁をしている」と言っているが、国民の代弁をしているのなら、どのマスコミの意見も同じようにならないといけないのに、実際は、マスコミによって意見が違っている。これは、マスコミの経営陣が、自分の判断を加えているからであろう。本来、選挙は秘密投票のはずである。何日も前に、結果がわかるように報道するのは、「国民の主権を侵しているのではないか」。本来は、選挙日当日に蓋を開けるまで、誰が誰に投票したのかは、わからない。それを、何日も前に、あたかも結果が出たように、報道するのは、国民の自由を侵す、誘導ではないか。今、この国を一番悪くしているのは、マスコミという事実上の第一権力であると思う。政治家も、マスコミと談合しながら、お互いの権益を守ろうとしているから、政治に新風が吹きにくい構造になっているのではないか。
    2016年07月09日 10:05
  • 巳蛙


    京都区の大八木さんに、和が自爆テロ60人余の巻き添え死者誘因水子の霊障を感ず。
    奈良区の人ワンマン教団としての棒読み公約‥
    釈さん検察族みたいな更なる報道閑静狙いの印象‥
    2016年07月10日 01:54
  • TORA

    おっしゃる通りだとは思うのですが、これまでと少し違う印象も受けました。ひとつは、闇雲に出馬しているのではなくて「比例で何とか1議席を」的な、現実路線になってきております。また、突飛な発言も、さほど見受けられませんでした(政策が、突飛?斬新?言いたい放題?正直?というのは横に置いておいて)。また、各候補者の演説も、随分と板についてきたと申しますか... 1年目とは様変わりの印象ではあります。
    2016年07月10日 02:08

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Weblog: 風林火山
Tracked: 2016-07-09 22:16