ニューヨークの爆発はテロだったのか

 
今日はこの話題です。

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9月19日、アメリカ警察は17日夜にニューヨークで起こった爆発事件について、28歳の男を指名手配しました。ニューヨークのデブラシオ市長はアメリカ国籍を取得したアフガニスタン出身の男、アハマド・カーン・ラハミが容疑者だとして、行方を追っていると明らかにしています。

爆発があったのはマンハッタン中部の店舗や飲食店などが立ち並ぶチェルシー地区23丁目の通り沿い。この爆発で少なくとも29名が負傷したと報じています。

メディアは、道路脇に置かれた大型のごみ箱が壊れている映像を流していて、この近くに爆発物が仕掛けられた可能性があるとしています。また、捜査当局は、爆発後に捜査員らが周辺を捜索する中で、爆発現場から約300メートル離れた27丁目の通りでも、新たに不審物が見つかったとコメントしています。

不審物は、圧力鍋からワイヤが出ており、携帯電話のようなものがテープで固定されていて、ニューヨーク・タイムズによるとこれら二つの爆発物には殺傷力が高まるよう、鉄屑などが入っていたようです。

また、18日夜には、ニュージャージー州エリザベスの駅付近のゴミ箱に入っていたバッグの中に5個程度の爆発物があったことが明らかになりました。更に前日17日には、同じくニュージャージー州シーサイドパークで予定されていたマラソン大会のコースの路上でゴミ箱が爆発する事件がありました。幸い、レース直前で負傷者はいなかったのですけれど、大会は中止されています。

これらから連想するのは、やはり、2013年4月にボストンで起きた、ボストンマラソン爆弾テロ事件です。この時も確か圧力鍋を改造した爆弾が犯行に使われたと記憶しています。

この時は、防犯カメラなどに残された複数の写真・ビデオを分析した結果、2人組の容疑者を割り出したのですけれども、果たして今回も、ニューヨーク市内の二つの現場の近くの防犯カメラには同じ人物とみられる男が写っていたようです。

ニューヨークのデブラシオ市長は現場を訪れて緊急に会見を開き、「爆発は意図的な行為によるものと見ている。現時点ではテロ組織との関連は確認されていない」とコメントしていますけれども、容疑者が特定され、指名手配が掛かった以上、何らかの足取りは掴めるのではないかと思われます。

今のところは情報が少なく、犯行の動機もはっきりとはしていないのですけれども、ニューヨーク警察は、Tumblr(タンブラー)に「ニューヨークの爆発は私が起こした」と題する記事がツイートされ、「爆発物は単なるテストであり、ある種の失敗があったが二度と繰り返されない」とのコメントと、「私のような同性愛者を見下す現在の社会への憎悪」が犯行動機だとする投稿があったとして、通信記録を追っているようです。

容疑者が素直に捕まって呉れればよいのですけれども、武装しているという話もあり、予断を許しません。早期解決を祈るばかりです。

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