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「ロシアンルーレットで異世界へ行ったら最強の魔法使いになってしまった件」連載中!
9月2日、民進党の代表選挙が告示され、蓮舫代表代行、前原元外務大臣、玉木国会対策副委員長の3人が立候補を届出し、この三者で争われることになりました。
立候補した三者は共同記者会見を行ったのですけれども、その内容は無難というか対立を少し避けたような感がありました。
蓮舫氏は「わくわくする政治、さわやかな戦い、女性の挑戦を頑張りたい」と述べたのですけれども、具体的な政策となると「前原さん、玉木さんと一緒に政策を作ってきた。同じ方向を見ている」と述べています。国民にしてみれば今更わくわくする政治を民進党に期待しているとも思えないのですけれども、またぞろ"事業仕分け"などをやろうものなら、蓮舫氏はワクワクするかもしれませんけれども、国民はハラハラするだけです。
それに、蓮舫氏と前原氏とでは政策の考え方がかなり違っている筈です。特に安全保障に関する考えなどはそうですね。前原氏は憲法改正を是とし、蓮舫氏は改正反対の立場です。もっとも蓮舫氏は時折絶対変えないとはいってない、と発言がブレることもあるようです。
ただ、記者会見の場では蓮舫氏は「憲法9条、平和主義を守る」と強調しています。それに対して前原氏は「自衛隊の位置付けをしっかり議論すべきだ」と述べています。ちなみに玉木氏は「党内で1年をめどに憲法提言をまとめるべきだ」としていますね。
少なくとも憲法観においては、同じ方向を見ているとは言い難い。これをどう取りまとめていくのでしょうか。
一方前原氏は憲法改正について、今年の1月に自身のブログで次の様に述べています。
本当に憲法改正をやりたいなら、まずは与党内で憲法改正を進める旨のコンセンサスを取り付け、そして、野党の党首一人一人と会って、「国民的な議論を深めたい。選挙の争点としてではなく、まずは各党で1年ほど議論をしてもらい、続いて衆参両院の憲法調査会に各党の意見を持ち寄り、しっかりと議論した後に、憲法改正草案を取りまとめ、自分としては衆参両院で3分の2以上の賛同を得る案を取りまとめ、国民投票で国民に信を問い、何としても憲法を改正したい」と王道を歩むべきではないでしょうか。まぁ、言っていることは正論なのですけれども、自身が民進党代表になったときには、この発言が自分へのブーメランになりそうな気がします。
党なり組織なりを一つにまとめるためには色んな方法があるかと思いますけれども、究極的には、その組織に所属する人達に、何某かの"満足"が与えられるかどうかだと思うんですね。例えば政党であれば、自分の政策が実現できる、だとか、選挙に勝てるといったものです。
現在、自民党が安倍総裁の下、纏まっているように見える一つの要因に、国政選挙で勝ち続けているという実績もあるのだと思うんですね。この人を立てておけば選挙も大丈夫だ、この安心感は絶大です。でなければ、任期延長論なんて出てくることもない筈ですね。
では翻って民進党はどうか。
国政選挙では負け続け、政策を実行しようにも野党の身ではそれもままならない。それ以前に党内がバラバラであるがゆえに、個々の議員が素晴らしい政策を立案したとしても、こねくり回された挙句、不採用になってしまうことだってある。つまり、今の民進党はその構成員に対して"満足"というものを中々提供しづらい環境にあるともいえる訳です。
民進党の新しい代表にどなたがなるのか分かりませんけれども、前途が多難であることだけは言えると思いますね。
この記事へのコメント
TAMIDA☆★☆
子供達がのびのびする街作り
福祉の充実。
名前連呼∞
選挙戦と云う中身無き名前連呼で洗脳して勝利をもぎ取ると云うバカバカしい本質。
民進党の党首選も此れと同じで中身無しの注目されて何ぼと云う安っぽさ
opera
したがって、民進党(偽)の場合は政策云々以前に、公人としてはもちろん最低限社会人としてまともな人材を出してくるところから始めるべきでしょう。
このままでは、日本の民進党(偽)に、台湾籍を持つ(大陸贔屓の)党代表が選ばれるという笑えない状況に陥ることになるかもしれませんね。
ちび・むぎ・みみ・はな
このままで推移するなら蓮舫が代表に選ばれるだろう.
そして,
新代表の二重国籍の証拠が出て,
共産党が自民党に対する唯一の対抗馬になる.
というシナリオではないか.