炸裂する蓮舫ブーメラン

 
昨日の続きです。

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昨年成立した安保関連法で、閣議決定前の法案を審査した内閣法制局の公文書で、決裁した日を「5月0日」とするなど、杜撰な記載をしていたことが明らかになりました。

問題の公文書は「公文件名簿」と呼ばれるもので、各省庁から送られてきた法案や政令案について、受付日や決済日などを記録して一覧表にしたものです。まぁ、索引とか目次のようなものでしょうか。

既に修正されているようですけれども、これに噛みついたのは民進党の蓮舫代表です。

9月26日、蓮舫代表はツイッターで「何だこれは、との思い。ミスで済まされる話ではないと思う。調査する」と述べたようなのですけれども、やはりというか、ネットで痛烈な批判を浴びていますね。

「自身の問題はミスで済ませましたよね」とか、「お前の国籍問題のほうが『何だこれは』だよ」 とか、「自分に甘く他人に厳しいね」 とか当然の反応ですね。

早くもお得意のブーメランが炸裂しています。

これも、蓮舫氏の過去の言動からそう判断されているということですし、引いては民進党そのものに対する判断もそうなるということです。少なくとも、旧民主党が政権を取る前と今とでは、国民の民進党への信頼は大きく違っている筈です。

それに加えて蓮舫代表の二重国籍問題について、話が終わっているとは言い難い。巷では説明不十分だとの声が止んでいませんしね。

自分のことは棚に上げて人様を批判するのは、日本では最も嫌われるパターンではないかと思いますけれども、その辺には気づかないのでしょうか。

蓮舫氏の二重国籍が殊更に問題視されるのは、やはり日本という国を愛している、つまり愛国心があまり感じられないところにあるのではないかと思うんですね。

例えば、元プロ野球選手の王貞治氏は中華民国国籍だったかと思いますけれども、蓮舫氏の代わりに王氏だったらどうかと考えると、無論、日本国籍でない者が政治家になるという問題は別として、あそこまで騒がれたとは思えないですね。

王氏は、WBCの監督として海外遠征したとき、海外メディアから「あなたは日本人ですか?」と質問され「父は中国人だが、母は日本人です。私は生まれたときより日本で育ち、日本の教育を受け、日本のプロ野球人として人生を送ってきました。疑うことなく日本人です」と答えていますけれども、やはり王氏自身が日本人であると自覚し、そのように振舞い、国民もそれを認め尊敬している事実があると思うのですね。

蓮舫氏の二重国籍問題について、九州大学の施光恒准教授は「私が一番深刻だと感じたのは、蓮舫氏自身、また民進党や共産党などの野党政治家が、ナショナル・アイデンティティーの大切さをほとんど認識していないことです。……多くの国民が、野党も日本を愛し、国家・国民の行末を真剣に考えているのだと信じるようにならない限り、野党の政権・政策批判は国民一般には届きません。これはちょうど、自分自身のことを本当に思ってくれてのことだという確信を持てない限り、人は他者からの批判や忠告をあまり傾聴する気にならないのと同様です」と述べています。全くその通りだと思います。

蓮舫代表は、自民党一強になっているのは、自分の言葉を始めとして、野党自身に責任があると知らなくてはならないと思いますね。

この記事へのコメント

  • sdi

    民進党の内閣法制局叩き、なにやる第一次安倍内閣のときの年金保険庁スキャンダルのケースを連想します。
    というか、民進党は第二の年金保険庁スキャンダルにすべく必死になって「大問題」であるかのように扱って火事を大きくしようとしているように見えます。
    2009年の政権交代選挙の成功体験に未だにしがみついているのでしょうか。
    2016年10月01日 19:52

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