トランプ暗殺未遂
今日はこの話題です。
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11月5日、アメリカ大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏がネバダ州リノで演説していた際、警護要員に抱えられ、一時避難する場面がありました。
突然、観衆の中から「銃だ(he has a gun!)」との叫び声が上がり、シークレットサービスがトランプ氏を抱えるように保護しました。会場は一時騒然となり、トランプ氏は壇上から退避しました。警察当局は叫び声が上がった周辺にいた怪しい男の身柄をおさえ、会場の外に連れ出したようです。
トランプ氏は数分後に会場のステージに戻り、「警護担当はすばらしい」「われわれが止まることはない」と改めて訴え、観衆はやんやの歓声で迎えたようです。やはり腹が座っていますね。
一昨日、トランプ氏が暗殺未遂にあったことがあると記事をアップしたばかりでしたので、筆者としても、少し驚いています。
尤も、トランプ氏に対する暗殺未遂はこれだけではありません。
今年6月18日、ラスベガスで行われたトランプ氏の選挙キャンペーン会場で、英国籍の19歳の少年が、警備に当たっていた警官に「トランプ氏のサインをもらいに来た」と話しかけ、隙を見て拳銃をホルスターから奪い取り、トランプ氏を殺害しようとしたとの容疑で逮捕されています。
ラスベガスはネバダ州ですから、今回の事件と同じ州ですね。ネバダ州もスイングステートですから、逆転を狙ってのことだと思われます。
一説には、トランプ氏の集会は余りにも多く人が集まるものの、消防法および定員規制で、何千人もが門前払いを食っている一方、ヒラリー氏は人を集められられず集会を減らしているという話もあります。数日前のテレビでヒラリー陣営はハリウッドスターを読んで半ばコンサートのような集会をしているとみた覚えがあります。
卑近な例ですが、何やら、先の都知事選で鳥越何某候補が友人の歌手を呼んで歌わせたのを彷彿とさせます。本来の政策と関係ないところでないと人が集まれないというのが本当であれば、あまり宜しくない傾向だと思いますね。
一方、トランプ氏は逆転に向けて躍起になっています。最近の大統領選で投票率が下落傾向にある白人有権者を掘り起こすことができれば、逆転できると見ているようです。
1980年の大統領選で有権者に占める白人の構成比は88%あったのですけれども、2012年には64.1%にまで下がっています。トランプ陣営は、2012年に共和党のミット・ロムニー候補がオバマ大統領の再選を阻止できなかったのは、多くの白人票を取りこぼしたことが要因と分析して掘り起しに力を入れているようです。
国際政治学者の福井県立大・島田洋一教授によると、トランプ氏が勝つことがあるとすれば、「連邦最高裁判事の人事問題をアピールして、トランプ氏から離れた保守派の支持を取り込む」、「私用メール問題でヒラリー氏が窮地に陥る」、「あってはならないが、イスラム系移民によるテロが起きた場合」の三つのケースを挙げています。
今のところ、これらの中で一番可能性があるのは、ヒラリー氏のメール問題だと思われますけれども、選挙当日寸前となった今では、そうそう大きな動きはないものと思われます。
長きに渡った大統領選挙まであと僅か、注目ですね。
この記事へのコメント
sdi
クリントン夫妻の金の汚さは既知のネタですから、その点を今更突かれてもそんなにダメージは増えないのではないですかね。職権乱用に検察官が判事に礼状を請求して認められるくらいでないと無理でしょう。
なにしろ、明日は11/8なんですから。
(^o^)風顛老人爺
ご高覧下さい。m(__)m乱文にて 敬具