日米首脳会談の狙い

 
今日はこの話題です。

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1月20日、日米外交筋は2月前半に安倍総理とトランプ大統領との日米首脳会談を行う調整に入ったことを明らかにしました。

当初、日本政府は今月下旬の会談をトランプ氏側に打診していたのですけれども、トランプ大統領側が政権発足の準備などで受け入れ態勢が整わないことから、2月前半で調整となったようです。

首脳会談では、安全保障やTPPなど様々な案件について話し合われると見られていますけれども、注目したいのは、この会談でアメリカ側から、麻生副総理の同行を要請したと伝えられていることですね。

果たしてどういう意図でトランプ大統領が麻生副総理の同行を求めたのかは分かりませんけれども、安倍総理と麻生副総理をセットで呼ぶということは、その場での即断即決を求めるのではないかという気がしますね。

しかも、トランプ大統領は、この日米首脳会談の前に、イギリスとメキシコと会談をします。イギリスとはFTA、メキシコとはNAFTAおよび不法移民問題について主に会談すると見られていますね。

要は、経済問題から先に手をつけるということなのですけれども、ビジネス的にいえば、投資よりまず支出(経費)を抑えるということでしょうか。この流れからみれば、日本との首脳会談は、経済面での要求を重点的にぶつけてくることが予想されます。

あるいはそのために麻生副総理の同席を求めたのかもしれませんけれども、その意味では、実務レベルの内容をねじ込んでこないとも限りません。

場合によっては、かなり大きな話について話し合われるかもしれませんね。いずれにせよ重要な意味を持つ会談になりそうですね。

この記事へのコメント

  • ちび・むぎ・みみ・はな

    > 果たしてどういう意図でトランプ大統領が麻生副総理の同行を求めたのか

    グローバリストの安倍首相では経済の話が合わないと考えているのだろう。
    2017年01月23日 11:25
  • やましろや

    副総理というより財相でしょうね。
    これはキツいことになるかも?
    2017年01月24日 22:58

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