トランプの素顔
今日はこの話題です。
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1月28日、安倍総理とトランプ大統領と電話会談し、ワシントンでの首脳会談を2月10日に行うことで合意しました。
会談前、日本政府はトランプ大統領が貿易不均衡など通商政策に関して前哨戦を仕掛けてくるかもしれないと考え、あらゆるシナリオを想定して臨んだのですけれども、42分間の会談は終始和やかなものだったようです。
トランプ大統領は会談冒頭、「娘のイバンカはあなたのことを非常に高く評価していたよ。めったに他人をほめない娘なんだが…」と切り出すなど挑発的な態度は一切なく、自動車や在日米軍駐留経費負担増といった具体的な話は一切触れなかったそうです。
では、電話会談だから、挨拶程度に留めたのかというとそうではありません。トランプ大統領は安倍総理以外にも他国首脳と電話会談をしているのですけれども、メルケル独首相とオランド仏大統領には、NATO加盟国に対する米軍駐留経費の負担増をいきなり要求しています。
相手国との関係をみて態度を変えているのか、安倍総理に一目置いているのか分かりませんけれども、テレビで見せる顔と首脳同士で見せる顔とで実は違っているのかもしれません。
確か大統領選の最中、何かのテレビ番組で石破大臣が、トランプ氏はどんな人物かと問われ、自身がトランプ氏の側近に会ったとき、その側近が開口一番「トランプは良い奴だ」といったと答えていたのを見た記憶があります。
実際にトランプ大統領には"深イイ話"がいくつも存在し、それを掲載しているサイトもちらほらあります。
例えば、1988年に日本のテレビ番組でドナルド・トランプ氏にインタビュー取材した一橋大学非常勤講師の植山周一郎氏によると、トランプ氏は取材当時、日米貿易が米国に不利だと言及した上で「日本人は米国人より頭がいい。尊敬する」と持ち上げたそうで、植山氏は「理路整然と主張しつつ、相手の顔を立てる気配りの人」と評価しています。
その一方、トランプ大統領は抑えるところはちゃっかり抑えていたりします。
トランプ大統領は大統領就任日に2020年の大統領選への出馬を届け出しています。これをすることでトランプ氏は大統領候補者扱いとなり、もし、非営利団体がトランプ大統領を名指しで批判すると、選挙活動を禁じる条項に触れて非営利資格を失う危険があるそうなのですね。
体の良い口封じといえなくもないですけれども、法を侵しているわけではない。良い奴だが抜け目がない、となると中々タフな交渉相手だといえるかもしれませんね。
2月の日米首脳会談がどうなるか。注目ですね。
この記事へのコメント
ちび・むぎ・みみ・はな
と比較されるようになるから大変だね。
産経新聞に福島第一原発のデブリ視認の記事があったが
何か進展があったのだろうか。
おじじ
ある程度、日本には恩があるのかもしれない話が、識者から出ていました。
通りすがり
それは同時に中国共産党の解体でもある。
今のところ、主戦場は、関税などの経済領域となってますね。