慰安婦合意で被害者ポジションに立った日本
昨日の続きです。
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韓国が悩乱しています。先の日韓合意違反に対する日本の対抗措置に対してです。
韓国マスコミは日本側の措置を「超強硬措置」とか「断交の一歩手前」と驚きを隠しません。
また、当の慰安婦像を設置した市民団体「未来世代が建てる平和の少女像推進委員会」は、2011年にソウルの日本大使館前に少女像が建てられた時よりも日本政府の反応が凄まじいとして、「それだけ危機意識が強いということ」とコメントしています。
その一方で、こうした事態になったことについて「少女像設置が韓日政府の慰安婦合意に深刻な亀裂を引き起こしたため」としていますから、自分達に責任があることは感づいているのでしょう。けれどもそれで自主的に慰安婦像を撤去する訳でもなく、逆に、韓国政府に慰安婦合意の再交渉に乗り出すべきだと要求しています。
この論法は、その他韓国マスコミの多くでみられ、日韓合意は無効だ」という論陣を張っています。
ハンギョレ新聞は「日本政府が報復措置の根拠にしている一昨年末の合意は、正義の原則を損ねたものであるだけに根本的に誤っている。日本は報復措置を直ちに止めるのが当り前である」などと嘯いています。自分の感情を強硬に主張するのは結構ですけれども、だからといって、国際合意をちゃぶ台返しさせてしまうのは、逆に国を窮地に追いやることになります。彼らにはどこまでその自覚があるのでしょうか。
既に色んな人が指摘していますけれども、今回の問題については、日本は完全に被害者ポジションにあります。国際間合意を守っている日本と破っている韓国。疑う余地もなく明白ですね。
外務省幹部は「徹底的にやる。道徳的に優位に立って言う」と今回の日本が立っている立場を目一杯使うとコメントしています。
今回の対抗措置の発表の前に行われた安倍総理とアメリカのバイデン副大統領の電話会談では、バイデン副大統領日韓合意の履行を「強く期待する」との発言を引きだしているそうですから、必要な根回しは全て終わっていると見ていいでしょうね。
つまり、韓国は詰んだ状態に陥っている訳です。
それにも関わらず、韓国政府は見栄を捨て切れていません。
例えば、スワップ交渉停止について、宋寅昌・企画財政部国際経済管理官は「現在保有中の通貨スワップが終了したわけではないため大きな影響はない……通貨スワップ満期が昨年終了したマレーシアと事実上延長に合意したほか、アラブ首長国連邦(UAE)とも延長の協議をしていて、通貨スワップ規模はまた増えるだろう……今後日本が望むなら通貨スワップ協議を再開することができる」と述べています。
そうであれば、最初から日韓スワップ交渉など持ち出す必要がありません。日本としてはどうぞ御勝手にと放置するだけです。
自民党の二階俊博幹事長は6日のテレビ番組で、「韓国は大事な国には違いないが、話し合っていくには面倒な国だ……日本政府がしっかりとした対応策を迅速に打ち出したのは外交的にも非常に良かった……ほっておいたらどういう結果を生むか、考えれば分かることだ。時間を置くことも大事ではないか」とコメントしていますから、スワップの件は勿論の事、それ以外でも、放置プレイに移行するようです。
ただ、韓国内の一部では、流石にこの状況は不味いと感づいているようで、韓国の中央日報は「両国ともに円滑な疎通のために水面下チャンネルの復元に努力しなければならないだろう」という記事を乗せています。
けれども、自国が悪いことを棚に上げて、両国が云々という言い方しか出来ないところにかの国の限界があるようにも思えますね。
この記事へのコメント
中狂そっ閉じ
日本に楯突く →韓国滅亡
うん、詰んでるわ(薄笑