安定の安倍内閣支持率

 
昨日の続きです。

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今月11日から13日に掛けて、NHKが行った世論調査によると、安倍内閣を「支持する」と答えた人は先月より3ポイント上がって58%、「支持しない」と答えた人は6ポイント下がって23%となりました。

支持する理由として、「他の内閣より良さそうだから」が36%、「実行力があるから」が23%、「政策に期待が持てるから」が13%となっているのですけれども、「実行力がある」が2位にまで浮上するのは、余り記憶にありません。

安倍総理の行動力がそれなりに評価されているということなのでしょうね。

先日の日米首脳会談にしても、日米同盟と両国の経済関係を一層強化していくことで合意したことについて、会談を全体として評価するかについて「大いに評価する」が13%、「ある程度評価する」が55%、「あまり評価しない」が21%、「まったく評価しない」が6%と、評価するが7割近くにも達しています。

日米首脳会談について、朝日新聞は「このタイミングでゴルフに興じることが世界にどう受け止められるのか首相には熟慮してほしかった」と批判しています。つまりゴルフ外交のような「私的交流」は時と場所を選ぶべきだ、という訳です。

昨日のエントリーで、安倍・トランプ会談は世界に好意的に受け止められていると述べましたけれども、トランプ大統領の過激な言動が影を潜めたことから、大統領と対立しているCNNテレビでさえ「他の同盟国を安心させるかもしれない」と評価しているくらいです。安倍総理のゴルフ外交はすんなりと受け入れられているように思いますね。

もっとも、総理官邸は今回、安倍総理とトランプ大統領がゴルフを5時間かけて回ったことについて、「アメリカ大統領の時間をこんなに押さえられるだけでもすごい」とし、「日本の国益に資する」との見方を示していますけれども、その通りだと思います。

実際、安倍総理は首脳会談の成果について、周辺に「安全保障面ではマックスで取れた。日米共同声明は完璧だ。尖閣諸島(沖縄県石垣市)が日米安保条約第5条の適用範囲であることを、日米首脳会談の文書に入れたのは初めてだ」と述べているそうです。

そうしたことも含めて、内閣支持率に繋がっているのだと思うのですけれども、朝日含めてマスコミは批判するなら、態度ではなく、会談の中身や共同声明について述べるべきです。主観に基づいた批判は為にする批判でしかありません。そんなことを続けている内は、いつまで経っても安倍内閣の牙城を崩すことは出来ないと思いますね。

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